Archive | 10月, 2008

秋色トロント。

18 10月

速いもので、英語学校の第3学期を終えました。

次のレベルが終われば、無事卒業です。

カナダに来て半年。

春だったトロントも、すっかり秋色になりました。

冬は大嫌いなキャシーですが、秋は好き。

横浜じゃあんまり秋は感じられなかったけど。

トロントの秋はまさに秋という感じで、ただ今満喫中です。

昨日はトロント大学の図書館に本を返しに行って。

かまってくれる暇人が居なかったので、並木道をお散歩。

ケンジントン・マーケットまで歩いて、一周したんですが。

もう木々が次々と秋色に染まっていて。

少し肌寒い秋風と、晴れ渡った空が最高にマッチしていました。

その秋色に程よく溶け込むのが、トロントの古い建物たち。

トロントの街が素敵なのは、やっぱりヨーロピアン・スタイルの教会や家があるからこそ。

のんびりしたトロントで、のんびり散歩して、のんびり景色を眺める。

ちょっとキャシーには贅沢だわ。

子供たちが遊ぶ公園で、リスを追いかけるキャシー。

リスってこっちには当たり前にあちこちにいるから。

こうやってカメラ構えて追いかけると、凄い目で見られます。

日本でカラスの写真を撮ろうとするくらい変なのかしら。

まぁ、そんなの気にしないわ。

ちなみに、ちょっと不思議な発見。

口を鳴らすと、黒いリスはちょこちょこ走ってくるのに。

茶色いリスは見向きもしません。

どこでやっても同じ結果になります。

今度リスを見かけたら、ぜひ試してみてください(笑)

そんなわけで、秋色のトロントを満喫したキャシーでございました。

小さくて、ちょっと都会っ子には物足りないかもしれませんが。

この独特な雰囲気が段々と心地よくなってくる感じで。

短期で訪れるよりも、じっくり満喫したい街ですね。

ゲイの先生と、ついに・・・

15 10月

しばらくネタにしてなかったあの先生ですが。

昨日、急展開がありました!

今週が最後の授業で。

一人ずつプレゼンをすることになっていたのに。

キャシーは本当にスッカリ準備を忘れてて。

AIDS WALKの時の写真と、公式Tシャツだけ持参してアドリブでプレゼンをしました(笑)

まぁ、ある種のカミングアウトですよね。

こういった活動に積極的に参加してます!

って大々的に言っちゃうと、わかる人にはわかります。

プレゼンを始めると、先生の目が急にキラキラしてきて。

アラ?いよいよキャシーがゲイって気付いたのね。

とか思いつつ、無事にプレゼン終了。

質疑応答で。

「僕の友達にも、ラテン系アメリカンのAIDSコミュニティーで働いてる人が居るんだよ。」

とか、先生言い出して。

キャシーは意味深に。

「へぇ~。そうなんですか。」

「もしかしたら、僕も(ハッテン場で)会ったことあるかもしれませんね。」

と答えて、ニッコリ。

オカマの探りあいバトル勃発です!

授業後、先生から。

「ちょっとだけお話できる?」

って、呼び止められて。

きゃっ!放課後の特別補修ね!

とか妄想しつつ、普通に廊下でおしゃべり。

「僕も・・・その・・・あの・・・今日君がプレゼンしたとこにたまに行くんだけど・・・。」

ってまだ探っている感じの先生。

「僕は毎週末行きますよ。」

と、きっぱりなキャシー。

「あ~やっぱり!そうだと思ったんだよね!」

ってやっと納得した先生。

「僕は初めて見たときから、気付いてましたよ。」

って言うと。

「ええ~。僕は8年間教えてきて、初めてだよ!まぁ、今度ビールでも飲みに行こうね。」

と、誘われ。

「ありがとうございます~。」

とか奢ってもらう気満々のキャシー。

ここ、日本じゃなかったわ。

ちょっと小話の後。

先生から、電話番号の書かれた紙キレをもらいました(笑)

これ、いいの?

もう授業もないので、いいんです!

というわけで、念願のゲイ先生と結ばれたキャシーです。

これからは毎週末に個人授業ね。

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英会話はピロートークで練習よ!

っていうのは、もちろん冗談で。

これからお友達になれたら、嬉しいな。なんて。

ゲイのSNSで火遊び。

14 10月

感謝祭週末で、お家に引きこもっているキャシーです。

風邪もだいぶ回復してきたので。

やることが無くて、ムラムラしてきた。

ちょっとイケメンでも探そうかと思って。

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DowneLink

という北米でみんな比較的使っているゲイのSNSをチェックしてみる。

このDowneLinkなんですが、暗黙の了解として、ヤリ目(セックス目的)のSNSでもありまして。

友人を見つけても、申請しないのが礼儀なのでございます。

誰かイケメン居ないかしら?

とか思って。

オンラインの友達を見つけて。

「ぷすっ!こいつオンラインでセックス相手探してるわ。」

とかほくそ笑んで。

「あ・・・。自分もや。同じこと思われてるわ。」

って落ち込んだりして、男捜してます。

そんなこんなで、新機能のゲームを発見したキャシー。

イケメンを見つけたら。

(君に惚れました)

みたいなコマンドがあり、クリックすると。

(あなたが“惚れた”相手は、誰から惚れられたのかを当てるゲームに参加します)

(見事相手がゲームに正解すると、相手はあなたにメッセージを送れます。)

やだ~!面白そう~!

とか思って、5人くらいに“惚れて”みました(ウザいオカマの典型)

で、しばらくしてから、見てみると。

メッセージが届いていて。

(○○さんはゲームをクリアできませんでした。)

って、おい!!!

ゲームがクリアできないって何よ?!

いいから、メッセージさせなさいよ!!!

とか、怒りを静めながら。

もう一通メッセージが届いていることに気付く。

開いてみると。

(□□さんはゲームをクリアしました。)

やったぁ~~~!!!

クリアして、あたしにめぐり合えたのね!

めぐり合えた・・・のね?

え?

肝心の本人からのメッセージはどこよ?

きっと、死ぬ思いでゲームをクリアして。

蓋を開けてみたらキャシーで、逃げたのね。

結局、自分からメッセージを送れってことなのね。

そんな手にはのらないわよ!!!

そんなことをしていたら。

3連休の最終日が終わろうとしていました。

ゲイだけの感謝祭。

13 10月

この週末。

カナダでは感謝祭をお祝いします。

アメリカの感謝祭は、11月の第4木曜日なのですが。

カナダは少し早い10月の第2月曜日です。

つまりは3連休なのですが・・・。

いえい~~~!!!

3日連続で踊りまくるぜ~~~!!!

とかはしゃいでたら、風邪引きました。

トロントは寒いです。

そして、友人から。

「感謝祭にクラブ行く人なんて居ないから、ゆっくり休みなさい。」

と言われ。

秋晴れで最高に天気がいい週末に、お家でのんびりしてます。

と、思ったら。

違う友人から、感謝祭ディナーに招待されて、ちょっと行ってきました。

お家に入ると。

本当にでっかい七面鳥がテーブルの真ん中に。

さらに予備知識にあった食べ物が忠実に並べてある。

スタッフィング(七面鳥の中の詰め物)に、マッシュポテトに、パンプキンパイ


こんな感じ。

そして、テーブルを囲むのはみんな独身ゲイ(笑)

こういう家族団らんのイベントって、ゲイがはみ出ちゃうことが多いんです。

だから、こうやって友人同士で集まったりするんですよね。

七面鳥自体は、っていうか食べ物全体に味付けがほとんどされてなく。

グレービーソースか、クランベリーソースを付けて食べます。

こんなイチゴジャムみたいなもので、鶏肉を食べる日が来るとは思いもしませんでしたが。

意外といける!全然美味しい!

感謝祭ってもっとキリスト教が深く関わるものかと思っていましたが。

新大陸アメリカにイギリスから移民が来た時から続く伝統的なイベントだったんですね。

だからなのか。アジア系の家庭でも、普通に感謝祭料理を作ってお祝いします。

ちなみに。

感謝祭料理って、日本のおせちに近くて。

3連休の初日に作って、3日間同じもの食べる家庭が多いそうで。

「もう感謝祭料理食べ過ぎた・・・。」

っていう友人から苦情が続々と届いております(笑)

何はともあれ、寂しく週末を過ごさずに済んで感謝、感謝です。

実はセクシー!?英語訛り。

12 10月

カナダで生活をしていると。

実にいろいろな英語を耳にします。

フランス訛りの英語イギリスオーストラリア英語

中央アジア系英語スパニッシュ英語

忘れちゃいけないのが、中国英語

これだけの英語がこの国には混在していて。

こうなってしまうと、どれが本当の英語?なんて議論はバカらしくなります。

キャシーはずっと自分の英語に日本語のカタカナアクセントが乗っかるのがイヤで。

「あなた、その英語は日本だわね!」

とか言われると、大変な複雑な気持ちになったりしました。

でもよく考えると、これも立派な英語なのよね。

日本英語!

いぇい!

留学して実感するのは。

言語力なんかより、よっぽど大事なのは中身です。

発音が・・・文法が・・・なんて前に、手でも目でも使って。

言いたいこと言っちゃいましょ。

そうすればきっと男が振り向く!

ナンパの話かよっ!?

って、そうです!

ナンパの話です!

やはり今でも、男の子に声かける時にためらうのが。

自分の英語(汗)

人間、そんな簡単にコンプレックスは捨てられません。

そんなある日。

ナンパする前から。

「こんな英語聞いたら、みんな逃げちゃうよ~。」

とか弱音吐いてたら。

友達がこんな話を。

「何言ってんの。アクセントって売りなんだよ。」

肌の色がセクシーさを醸し出すのと同じように。

言葉のアクセントも実はセクシーさの元だったりするらしいです。

そういえば、よくよく耳を傾けてみると。

アクセントって可愛かったり、色っぽかったりする!

標準語で犯されるより、関西弁で犯される方がアガるのと一緒ね!(汚い)

自信を持って、自分の言葉をしゃべっていれば。

そのアクセントはむしろ綺麗に響くものです。

「みんな違って みんないい」 金子みすず

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金子先生の理論で、今日からバリバリナンパよ!

って、キャシーがナンパできないのは小心者だからなんだけどね。

キャシーのゲイ能会活動。

11 10月

キャシーは来週から大忙し。

テスト期間でもあるのに。

なぜか、クィア・ガールちゃんとショーをやることに!

Queer Cab

10月15日(水) 20:00-22:00

こちらのQueer Cabというのが、ユースのためのパフォーマンスイベントで。

登録すれば、誰でも5分間のパフォーマンスができちゃうのです。

芸術好きのクィアたちがこぞって、いろいろ繰り広げるわけです。

キャシーはけっこう面白いネタを考え付いたんですが。

いまだに、まったく練習ができていません。

本番は来週の水曜日なのに・・・。

というわけで、興味のある方はキャシーを見に来ちゃって下さい。

詳細はリンクからご確認を。

そして、来週の金曜日は。

キャシーが所属するACASの年間行事。

ACAS Annual Banquet

10月17日(金) 19:00-22:00

こちらはかなりの大宴会なのですが。

食事に釣られて、ステージ上でスピーチをすることに。

こちらはちょっといいお値段なのですが。

中華料理のフルコースと、ショーをお楽しみいただいて。

さらにキャシーがガッチガチに緊張しているのも見れちゃいますよ!

ちなみにキャシーのグラビア付きパンフレットももらえちゃう!

グラビアはこちら (8ページ目にひょっこり。)

でもね。

キャシー、人前で話すのが本当に苦手なんです。

日本を発つ直前に、とある映画イベントでトークゲストをさせていただきましたが。

もう・・・ひどい有様で。まだトラウマが。

しかも今回は、どちらも英語でございます。

ひぇえええええええええええええええ!

もうやるしかないわ。

きっと頑張ったらいい男にめぐり合える!(わけない)

ちなみに今日、10月11日は。

National Coming Out Day

でございます!

この日に乗じて、親戚全員にカミングアウトできればいいのですが。

心の中だけにしておきます(笑)

なんだか、宣伝だらけになっちゃったわ。

クラスでカミングアウト同然に。

10 10月

キャシーの英語コースの締めくくりに書く論文のテーマは。

『20世紀のゲイムービーと検閲コード』

これがなかなか面白いテーマで。

長い間、映画史の中で生まれては、隠されてきたゲイムービーの歴史に迫っていきます。

ゲイムービーが禁止されていた時代でも。

映画作家たちは、ゲイの中でしか通じない仕草やシンボルを用いてゲイを表現してきました。

最近でこそ、トム・ハンクスが『フィラデルフィア』HIVに感染したゲイを演じ。

アカデミー賞を取ったり(これも15年も前の映画だけど。)

『ブロークバック・マウンテン』『RENT』のように。

ゲイが堂々と出てくる映画がヒットをするようにもなりましたが。

こんな時代にたどり着くためには様々な闘争があったんです。

興味のある方は、こんな映画でも。

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セルロイド・クローゼット/The Celluloid Closet(95年)

ゲイムービーが映画史の中でどう扱われてきたか、時代を追いながら知ることが出来ます。

映画作成の中心的な存在でありながら。

自分たちの姿をフィルムに刻めなかった方たちは、何を思って映画を作っていたんでしょうか。

映画クレヨンしんちゃんでオカマの敵役が倒されるのを見て笑ってる場合ではないですよ!

話に戻って、今日はクラスでその論文のアウトラインの口頭審問でした。

キャシーの発表直前に。

「ホモセクシュアルな内容の含まれたウェブサイトは検閲するべきです!」

とかそんな議論がされているクラスで。

「僕の論文のテーマはゲイムービーと検閲コードです。」

って大声で発表するあたし。

さすがに心拍数も上がっていたんですが。

なんかみんな普通・・・。

もっとこう議論とか仕掛けてきたりしてくればいいのに。

先生と2人だけで。

「ゲイって映画ですぐ殺されちゃうんですよ!」

「最近の映画は生きてるじゃないか。ブロークバック・マウンテンは?」

「最後にぶち殺されました。」

みたいな議論になってしまいました。

ちなみに先生は超リベラルで、ゲイフレンドリー

『セルロイド・クローゼット』を見ていたことには、素直にビックリしました!

発表が終わったあとも。

みんな何も変化が無いし。

「おまえなんでゲイムービーなんかやるの?」

「え?キャシーってゲイだったの?」

とかもなし。

キャシーがゲイであることなんて周知の事実なのか。

それとも、キャシーの英語がひどすぎて、誰も理解しなかったのか。

まぁ、みんなゲイなんかには無関心なんでしょうな。

愛の反対は無関心です(マザー・テレサ)

言い得たものです。