アダルトなハロウィーンはいかが?

キャシーの日々ハッテンは​、トロントの日本語情報誌『Bits』(ビッツマガジン)で2011年から2017年まで連載されていたコラムです。

キャシーの日々ハッテン(コラム連載アーカイブ)
Day.9 アダルトなハロウィーンはいかが?

感謝祭で七面鳥を食べたら、そろそろハロウィーンに向けて衣装の準備を始める頃。トロントの古着屋やパーティー屋さん、セックスショップを一通り回ってみても、安くて個性的な衣装ってなかなか見つからない。キャシーは毎年ハロウィーンに古着屋で$15で購入した雌牛に扮している。そのお腹にある牛乳首にカラフルなコンドームを被せたら、もう大ウケなのだ。

しかし、そんなアダルトなコスチュームでハロウィーンってちょっと場違い。でも大丈夫、トロントにはちゃんとオトナのためのハロウィーンパーティがある。ハロウィーン当日、子供たちがお化けに扮して、近所でキャンディをねだっている頃、オトナたちは仮装してダウンタウンへ、それもゲイタウンへと向かう。なぜなら、チャーチとウェルズリーのエリアは毎年10月31日の夜に道路を閉鎖して、大規模な路上パーティを開催するからだ。

子供たちの可愛い衣装とは違い、オトナたちの衣装はとってもアダルト。セクシーなものから奇抜なもの、マジで怖いもの、そして社会風刺まで、本当に個性的な衣装ばかり。そこはまるでレディーガガのクローンの集い。その衣装目当てにこのパーティに来る人も多い。面白いことに、ゲイタウンのパーティといってもみんな仮装してしまえば同じ、ゲイもゲイじゃない人も、みんな仲良く一緒に大騒ぎ。普段では見られないとっても平和な光景である。ただ、毎年必ず子供連れの家族を見かけるが、本当に過激な衣装を子供に見せたくない親御さんは遠慮するべきだろう。

そういえば、オトナたちはハロウィーンなのにキャンディをねだらないの?もちろん、いろんなキャンディのねだり合いが夜遅くまで繰り広げられているはずよ。

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