ヌードビーチの草むらに隠れたひみつ

キャシーのトロント不思議ハッテンは​、ゲイ総合情報誌『Badi』で2012年から2016年まで連載されていたコラムです。

キャシーのトロント不思議ハッテン(コラム連載アーカイブ)
第28回、ヌードビーチの草むらに隠れたひみつ

トロントの港からオンタリオ湖の上をフェリーで10分も行けば、自然たっぷりなトロントアイランドに到着する。トロントアイランドにはフェリーポートがいくつかあり、家族連れで賑わうセントラルアイランド行きのフェリーを待つ行列の横には、タイトでカラフルなタンクトップを着た男性やほぼ裸の人がやたら多い集団を見かける。彼らは皆ハンランズポイント行きのフェリーを待っている。水着一丁のもっこりをチェックしつつ、フェリーに揺られ、15分ほどアイランドを歩くと、灼熱の太陽に照らされたビーチにたどり着く。あたりを見渡すと、どこを向いてもチンコかマンコかアナルが誇らしげに佇んでいる。目のやり場に困るという表現があまりにも相応しいこの場所は、トロントのヌードビーチである。

ヌードビーチといえども、みんなが裸ではない。数人に一人の割合で、インリン・オブ・ジョイトイもビックリなM時開脚で読書を楽しむおじさまがいるくらいだ。そんなヌーディストたちの横では、セクシーな水着でバーベキューしたり、日光浴を楽しむゲイたちを見かける。1999年に公式にヌードビーチとして認められるまで、このエリアはハッテンビーチとして有名だった。子供が少なく、オープンでリラックスした雰囲気が受けてか、今では人気スポットに生まれ変わった。ゲイもストレートも関係なく、トロントの短い夏を満喫するためにやってくる人は絶えない。それでは、ハッテンを楽しんでいたゲイたちはどこへ行ってしまったのかと友人に訪ねると、彼はビーチの外れにある草むらを指差した。恐る恐る足を踏み入れると、がらりと空気が変わった。ビーチで賑わう人々の声はそう遠くはないのに、いつピカチュウが飛び出してもおかしくない。草むらの奥では、巨大なソーセージをぶら下げた男性がふたり、キョロキョロしながら茂みに入っていった。ポイズン・アイビーで被れないかと心配になりつつ、ハッテンカルチャーがこうして生き延びていたことに少し感動した。

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