ゲイだって子育てに忙しい

キャシーのトロント不思議ハッテンは​、ゲイ総合情報誌『Badi』で2012年から2016年まで連載されていたコラムです。

キャシーのトロント不思議ハッテン(コラム連載アーカイブ)
第1回、ゲイだって子育てに忙しい

トロントに来て一番のカルチャーショックは子連れのゲイやレズビアンのカップルだった。子連れと言ってももちろん別れた奥さんの子供とかではなくて、代理出産で生まれた子供や養子のこと。ゲイの子育てなんて海外ドラマの中だけのものだと思ってたわ。

あたしも子供が好きで、子育てをしてみたいと思ったりもする。今でもよくレズビアン友達と冗談混じりにスポイドで妊娠できないかなんて真剣に話したりするし、彼氏にもたまに子供のことを仄めかしたりする。しかし、それがここまで身近なものになると逆に怖じ気づいちゃう。子育てはゲイノンケに関わらず並大抵な責任ではない。成功するかもわからない人工授精は安くはないし、代理母を探す作業だってそう簡単ではない。たとえ養子をもらったり、子供が生まれたとして、ゲイ同士で子育てなんてきっと勝手も違う。正直、子育ての責任を背負える自信はまだない。

カナダは2005年より同性婚が認められた。多くのゲイやレズビアンのカップルは結婚し、子育てに踏み切った人たちも少なくない。あたしが知る限り、トロントに住む子供持ちの日本人同性カップルだっていっぱいいる。近所の地区センターでも、ゲイやレズビアンの親御さんに対する支援だってある。そう考えれば、トロントは子育てに励んでる同性カップルにとっては先進地なのかもしれない。

トロントのプライドパレードでゲイパパやビアンママたちと一緒にマーチしてる子供たちはとても微笑ましい。あたしの母がこれを見たら、きっと「孫の顔はまだ?」と電話を毎週かけてくるわ。母にはしばらく秘密にしておこう。

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