ニュイ・ブランシュの裏で(前編)

7 10月

昨日の記事では、トロントのアート・ナイトであるニュイ・ブランシュを紹介しましたが。

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キャシーはアートを楽しむどころか・・・

アレコレといろんなジレンマに挟まれて、てんてこまいでございました。

ニュイ・ブランシュの3日前のこと。

一人の友人にこんなことを言われました。

「キャシー、そのすぐ人に抱きつく癖やめた方がいいよ。」

理由を聞くと。

「気付いてない?それで友達以上に感じちゃう人が居るんだよ。」

あまりに思わせぶりな言い方だったので。

ちょっと今一番親しい友人が頭によぎって。

「え?Aくんのこと言ってるの?」

って聞くと。

「うん。言うか迷ったけど、Aくんはキャシーのこと好きになりかけてるよ。」

って言われて。

「まさか。うちらに限って、それは絶対無いって!」

って言い切ったものの、なんだか自分でも不安になってきて。

だって、Aくんはトロントという新しい土地で。

やっと本当に信頼できて、いろいろお互いに相談できる友達だったのに。

急に恋愛感情が混じったら、こじれるに決まってる。

少なくとも僕は、友達以外には考えたことが無いし。

そんなこんなでうじうじ考えて。

ついに、ニュイ・ブランシュ当日。

そのAくんが仕切ってくれて、みんなで出かけることに。

家を出る10分前、電話が鳴り出す。

出てみると。

「今日ニュイ・ブランシュ行くの?僕も行くから、あとで電話するね!」

って、例の白人くんでした。

うーん。

行きたくなくなってきた。

でもせっかくAくんが企画してくれたし、嫌な予感がしつつも向かうことに。

ニュイ・ブランシュを見る前に。

いつものレストランで腹ごしらえをしていると。

「今日、キャシーあのパーティで◯◯しちゃった白人の子に会うんでしょ?」

って、一人の友達がいらんことを言い出す。

それを聞いた瞬間にAくんの顔色が変わって。

焦ったキャシーは。

「なんかコレに来るみたいだから、電話してきたら、ちょっとだけ離れるかも。」

ってさらにいらん情報を。

「勝手にすれば。」

と一気に不機嫌になってしまったAくん

そして火に油を注ぐように。

ニュイ・ブランシュを回っている最中。

みんながみんな、ずっとわがまま言っていて。

離れたり。戻ったり。はぐれたり。

その度にAくんが走り回っていて。

もう頭に血が上っているのが明白でした。

いつもは絶対にキャシーに怒らないAくんなのに。

もう話しかけても、睨みつけて。

「来年はもう絶対コレやらないから!」

って怒鳴ってばかり。

まぁ、オカマの集団を指揮するのってそれだけ大変なのです。

ストレートに歩くオカマはオカマじゃないもん(笑)

こんな最悪の状態で。

白人くんから電話がかかってこないのがせめてもの救いでした。

しかし、深夜1時を回った時点で。

白人くんから電話が。

「今友達とディナー食べ終わって、会いたいんだけど・・・」

って、酔ってるような声でした。

しかも。

「なんか日本語話せるスペイン人の可愛い子居て、紹介したいんだけど。」

とか言い出し。

もうキャシーにはこれから繰り広げられるであろう悪夢が、目に見えていました。

キャシーのことが好き疑惑が上っていて、しかも今日に限って不機嫌なAくん

酔っ払った白人くんと、その彼が紹介しようとしているスペイン人の友達

こんなんでバッタリ合流しちゃったら、本当に何が起こるかわかりません。

だから、みんなに謝罪して。

ちょっとだけ抜けて、白人くんたちに挨拶だけしに行くことに。

キャシーの長い夜はまだまだつづく。

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