たかがプライド、されどプライド。

ブログの更新が一ヶ月も滞ってしまったわ。

というのも、プライドパレード前後の仕事量って半端なくて、今年は例年以上に忙しくて、勝手に休暇を取ってました。

今年で31回目のトロントプライドですが、なんと過去一番規模が大きく、そして過去20年で最も政治的だったそうです。

やっぱり、石原都知事に負けず劣らずの右翼市長ロブちゃんのおかげかしら。

敵が生まれることで、コミュニティの団結凄く強くなったのよね。

なんだか、皮肉なことだけど。

そんなキャシーですが、今年でトロントプライド4年目。

昔のようなワクワクはもう感じなくて、倦怠期のカップルのような感じ。

プライドの写真とか撮ってないので、興味のある方は過去の記事を見て下さい。

ちなみに、今年は一緒にマーチしてくれたドラァグクイーンたちにお水を届けるお仕事をしていたので、例年と違ってかなり地味だったあたし。

観客席から写真を撮っている人たちからは。

「ちょっとどいてよ!ドラァグクイーンの前に立たないで。」

とか、かなりへこむことばかり言われてました。

キャシーも華やかさではドラァグクイーンに負けるわ。

そして、予想外にいろんな人から声をかけられもしました。

というのも、あたし何かレインボーを身につけたくて、朝にバタバタしながら見つけたのがハンカチだったのね。

ハンカチがゲイコミュニティでどういう意味を持つのか、すっかり忘れてました。

キャシーが当日腰につけていたのは、赤、橙、黄、緑、青、紫、ピンクのハンカチだったんですが、これをゲイのコードで翻訳すると。

赤:フィスト大好き!

橙:いつでも、なんでもいいわよ!

黄:おしっこプレイ大歓迎!

緑:お金くれたら、やらせてあげる!

青:アナルは準備万端よ!

紫:こう見えてもいろんなとこにピアス空いてるわよ!

ピンク:悪い子だから、お尻思いっきり叩いて!

まだゲイコミュニティがこんなにオープンではなかった頃。

ゲイはこうしてハンカチでコミュニケーションを取っていたんです。

未だにこの暗号を実際に使ってる人はもういないとは思いますが。

ゲイカルチャーの一つとして、けっこう知られています。

そしてキャシーは知らず知らずのうちに、100万人以上の前でこんな暗号を発信していたことになります。

ストーカーとかついたらどうしましょ。

ちなみに、プライドを歩いた後、ゆっくり散歩しようと思ったら。

ゲイタウンであるチャーチストリートがこんなことになってました。

炎天下の中、この人混みを歩くのは地獄だったわ。

一回りして、熱中症になりそうだったので、クーラーの効いたオフィスに戻って夜10時まで爆睡してしまったあたしでした。

2011年のトロントプライド成績表:

仕事:よくできました。

コスチューム:がんばりましょう。

パーティ:行ってません。

セックス:してません。

配ったコンドームの数:500

クーラーの効いたオフィス:プライスレス

年に一度のプライドなのに、これでいいの?

いいんです!

なんだかんだ言って、やっぱりプライドは楽しいわ。

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