10月25日に、トロントの市議選挙が行われるんですけど。
候補者一覧見たら、LGBT関係の人たちがぞろぞろ居るじゃないの。
まず、市長候補の一人に、こんなお方が。
Keith Cole
選挙ポスターもこんなゲイゲイしい感じに仕上がっております。
Keith Coleを市長に、文句はないでしょ?
的な傲慢なメッセージは、開き直りすぎてて笑えます。
この方が市長になったら、プライドにも、HIV啓発にももっとお金が回ってくるわ。
キャシーのお仕事がなくならないように、保守派より彼に市長の座を勝ち取ってほしいわ。
そして、キャシーが住んでいるトロントのゲイタウンがある第27区の議員選挙も白熱してます。
Kristyn Wong-Tam
彼女はオープンなレズビアンで、実はキャシーが今しているお仕事の前身にも関わっていたというお方です。
キャシーがうちの団体の年間総会でスピーチしたのを聞いて、良いスピーチだったと褒めてくれたんですよ。
コミュニティーにもかなり関わっていて、キャシーの周りにも多くの支持者が居ます。
Ken Chan
彼はオープンなゲイとして、Kristyn Wong-Tamのライバルとされている候補者です。
彼とは様々なイベントで顔を合わせることが多いんですが、あまりお話はしたことがありません。
Susan Gapka
彼女はトランスジェンダーの女性として、コミュニティーのために熱心に働いてる候補者です。
キャシー、彼女とは話をしたりもするんですが、正直少し苦手だったりします。
どのイベントでもお見かけするので、行動力はお墨付きかしら。
Enza Anderson
彼女もSusan Gapkaと同じくトランスジェンダーの女性の候補者です。
他の候補者とは違い、キャシーは一度も彼女にお会いした事がありません。
そんなわけで、第27区の15人の候補者のうち。
ゲイが1人。レズビアンが1人。トランスジェンダーが2人です。
しかも、その内2人がアジア人の候補者っていうのもうれしいですね。
ちなみに、キャシーの知り合いの白人のゲイ男性で第27区に立候補した方も居たんですけど。
「できもしないことを、笑顔の嘘でコミュニティーを騙せないから。」
との理由で、夏前に立候補を取り下げたんです。
コミュニティーで働くキャシーだけに、数人の候補者とは既に友達で。
彼らの選挙イベントに誘われたり、いろいろと交流もさせてもらっているんですけど。
あたし、そもそも投票さえできないのよね。
しかも誰を支持しているのかも、あんまり公表したくなかったので。
今回、選挙イベントやオンライングループなどの誘いは、すべて断りました。
投票は黙ってできるけど、応援となるといろいろと政治が絡んで来るもの。
あとでチクチク言われたくないので、ブログでも必要最低限なことしか言ってないわ。
日本でも、これくらいオープンな政治家がどんどん登場すると良いんですけどね。
ゲイだから、レズビアンだから、トランスジェンダーだからって理由では投票したくないけど。
全員ノンケの方で決められる政府よりは、いろんな声が入った政府の方が素敵だと思います。
トロントに住む投票権のある方は、忘れずに投票しましょう。
投票日は10月25日ですよ。