凄い一夜だった。
キャシー、今日は動けそうにありません。
恥ずかしすぎて。
何が起こったのかというと・・・
トロント大学ではこの一週間、新学期イベントが毎日ありました。
ゲイ、ビアン、バイ、トランスのためのイベントも毎日あったんです。
大学がお金を出して、一週間毎日各キャンパスごとにクィア・イベントがあるなんて。
本当に夢のようです。
まぁ、キャシーはトロント大の学生じゃありませんけどね。
話が逸れましたが。
そんな一週間の最も山場となる土曜日。
僕の友人の家で、セックス・ポジティブ・パーティが行われました。
BOY’S NIGHT OUT
GIRL’S NIGHT OUT
とゲイ学生とビアン学生に対応して。
別々の家で、同時進行でパーティがありました。
僕は行くまでそれがセックス・ポジティブ・パーティだとは知らず。
ただの大学のゲイ学生交流イベントのつもりで行きました。
友人の家に入ると。
いろんな国のゲイ学生がお酒片手に話していて。
テーブルの上には、山のようにコンドームが積まれていました。
さらにテレビではゲイもののAVが流れていました。
壁にはルールがあり。
1、写真撮影禁止。
2、パーティ・ドラッグ禁止。
3、セーファー・セックス推奨。
って、つまりコンドームを使って、セックスしろってことなのね。
そんなパーティに怯えるどころか、超はしゃいじゃったキャシー。
お酒をたっぷり飲んでから。
スピン・ザ・ボトル に参加!
普通のスピン・ザ・ボトルなら軽いキスで終わるところを。
強制ディープキスで、ベルトを外すまで口を離しちゃいけないルール。
すげ~!
すげ~よ!このパーティ!
パーティ終盤、キャシーはもう泥酔状態でした。
久々にアルコール口にしたら、ちょっとペース忘れて飲みすぎました。
覚えているのは。
友人にもらった。
Kiss me, I’m queer
って書いてあるバッジを見せて。
いろんな人とキスしまくっていたことです。
もう本当にアホ。
けっこう乗ってくる人がいっぱい居て。
最初は頬に僕からして。
で、向こうは口にしてきて。
キャシーはお返しに舌入れたり。
別にセックスしたい。とかじゃなく。
けっこうキスを楽しんでいただけのキャシー。
だからそれ以上は無くて、そこでまた違う人に移動。
でも、なんでか覚えてないけど。
キャシーのキスで本気になっちゃった白人の男の子が居て。
ずっとキスしてたら、キャシーも本気になってきて。
そのまま部屋に連れて行かれました。
ベッドには他の男の子も居て。
もうかなりわけがわからなくなっていたキャシーは。
白人の男の子とキスしながら、左手で彼のイチモツをさすり。
右手で隣に寝てたアジア人の男の子のお腹をさすり。
どう見ても、そのまま3Pか4Pに向かっていました。
ただ、そこでちょっと正気に戻る。
今日のパーティ、自分は特別に友人の好意で呼ばれただけ。
しかも、部屋には友達も普通に居るし。
別にこの白人くんとしたいのかというと、そうでもない。
急に、ぱっと立ち上がり。
「ここじゃ、あたしセックスしない!」
って言って、リビングに戻りました。
そして、白人くんがねだってくるのを断って。
ホストの友達に謝って。
パーティ抜けて、一人で帰ってきました。
っていうか帰り道の記憶は無いんですけどね。
本当に飲みすぎたし、やらかしすぎました。
キャシーは良くも悪くもノリが軽いので。
セックス・ポジティブ・パーティには参加しない方が良さそうですね。
お酒が入って、コンドームを忘れて、気持ちよくなって。
3ヵ月後に陽性になってたら、笑えません。
そんなわけで、今日は自己嫌悪を抱えながら、お家で反省しています。