久々に、留学に関する記事でも書いちゃいます。
留学に来る前は・・・
浅はかなのですが、留学すればみんな英語力が身に付くと思っていました。
だって、海外に暮らすんだから。
英語を使う環境に置かれるし。
イヤでも英語力が伸びる。
ってな感じに。
でも実際どうでしょう?
ほとんどの留学生は、寮と学校の往復で終わる毎日です。
ホームステイは幾分マシですが、やはり会話量は少ないです。
語学学校なんて、場所にもよりますが、それだけでは英語力は上がりません。
ライティング、リーディング、文法は強化されますが。
コミュニケーション面はやはり自分からやるしかないのです。
既に1年以上も語学学校に通っているのに・・・
英語の発音が出来ずに、先生でさえ何言ってるか理解できない生徒がいっぱい居ます。
さらに、留学生同士で会話力を鍛えるのは危険が伴います。
英語の発音やリスニング力、文化背景が鍛えられないからです。
そうして、語学学校だけで3年培った英語は・・・
何になるんでしょうか?
英語のネイティブスピーカーで。
特に英語の不得意な人と接する機会も少ない人。
違うアクセントに慣れていなくて。
僕の経験上、少し発音の違いでまったく会話になりません。
その点、僕はゲイであるという恩恵を最大限に受けていると思います。
まず、ゲイというだけで同じゲイという共通点で他のゲイと友達になりやすいんですよね。
同じ痛みを知っていて、共感し合えるという意味で。
友達になる敷居がノンケ同士に比べて、かなり低いんです!
友達になってからは、もちろん努力が必要ですが。
ネイティブと簡単に交流できるというのはかなり大きいです。
3ヶ月前に、白人系カナダ人のうちのカレッジのゲイの子と知り合いましたが。
毎週のようにランチしてたのに・・・何話しても理解してくれないし。
向こうが何を話しているのかも、まったく聞き取れませんでした。
で、今日1ヶ月ぶりにランチしたんですが・・・
驚きました!!!
何話してるか8割以上理解できたし、会話もかなりスムーズにできました。
ゲイコミュニティに関わり始めたこの1月半で、かなり英語力が強化されたようです。
そりゃそうです。
週末はずっとネイティブの英語に囲まれて過ごしてるんですから。
でも、普通の留学生はこれが難しいみたいです。
普通の留学生の中では、ネイティブの友達を持っている方がレアなのです。
今日、仲良しのノンケ女子と話してたんですが・・・
「あなたはいいわね。友達がいっぱい居て。あたしは土日どこにも出かけないわ。」
って・・・凄い悲しそうにしていました。
ゲイクラブに連れまわすわけにも行かないので、助けられないですが。
留学 = 英語力の向上
というのは甘かったようです。
ほとんどの人にとって留学は。
下手したら日本でNOVAに通うのと同じくらいしか効果しかありません。
(英語力だけで言えばの話です。)
決してオーバーに言っているわけではありません。
トロント最大級のうちのカレッジの現状がコレなのです。
そんなあたしからのアドバイスとしては・・・
今留学している、これから留学する予定のゲイの方は。
空いている時間をすべて使うくらいの勢いでゲイコミュニティに関わることをお勧めします。
ネイティブと仲良くなることが難しいと言われるカナダでは特に・・・
何か特別なことをしない限り、この方法以外にネイティブと関わるのは無理かと。
ゲイなら、そのメリットを最大限に生かしましょ!
ちなみにノンケの方には・・・
とりあえず語学学校だけに頼らないことをお勧めします。
身近な環境以外でも新しく友達を作る必要があります。
もうネイティブに関われそうなイベントには全部顔出すくらいの勢いで、ネイティブの友達を作りましょう。
どうしてもムリだったら・・・
期間限定で、ゲイになるという手もあります(笑)