昨日の記事、ちょっと感情的になりすぎてしまったわ。
このまま誤解されるのもアレなので、もう少し語らせて下さい。
あそこまで批判しておいてなんだけど。
キャシーはあの記事でインタビューされた次世代ゲイの生き方を否定したいわけではありません。
個人的に賛同はしないけど、そういう生き方は全然ありだと思うのね。
キャシーがプライドパレードを歩くことに対して文句を言われたくないように、彼らもそれに参加しないことを批判される筋合いはないと思います。
昨日の記事で批判したかったのは、むしろそういう偏った記事を載せるに至った過程です。
トロントで何かしらの記事を書くのに、9人もインタビューして有色人種が一人もいないのは常識でおかしいとわかるはずです。
もしそんなに白人の記事を書きたいなら、タイトルを変えなさいよ。
『次世代白人ゲイの始まり』
とかそんなタイトルだったら、ここまで批判されることもなかったと思うのね。
偏った意見だけを集めてゲイコミュニティ全体を語るなんて、メディアとしてどうなのかしら。
The Globe and Mailがキャシーを取材するに至ったのも、この記事でまったく有色人種のゲイに語る機会が与えられなかったからです。
有色人種のゲイは、ホモフォビアに加えて、人種差別にも直面する機会が多いし、宗教や文化的な価値感で嫌な思いをすることも多いのよ。
実際、トロントのクィアアクティビズムを見れば、有色人種が多くの運動の先頭を歩いてます。
The Grid TOの記事のレスポンスとして、トロントで大活躍中のアクティビストたちはこんな写真も公開しています。
カラフルでセクシーだわ。
Photo Credit: On Q Photographyそんな彼らが、次世代ゲイとして無視されたのは、ちょっと納得がいきません。
でも、キャシーがモデルとして誘われなかったのはどういうこと?
と、冗談はさておき、そんなトロントの次世代ゲイ事情でした。