普段はアホなことばかり書いてますが、今日は少し真面目な話を。
今朝、友達がこんな記事を送ってくれました。
『人が死に際に悔やむ5つのこと』と題されたこの記事では。
多くの死に立ち会った一人の女性が書いたことを紹介しています。
彼女は自分の経験から、死に際の後悔をリストアップしたそうです。
ちなみに、こちらがそのリストです。
1、人のためじゃなく、自分に偽りのない人生を送るべきだった
2、あんなに働くんじゃなかった
3、もっと素直に生きられればよかった
4、友達をもっと大事にしておけばよかった
5、自分をもっと幸せにしてあげればよかった
読んでみて、心にずっしりときたものがあったので。
ここで、キャシーの経験も少し交えて紹介したいと思います。
このリストを見て、ふと思ったんです。
「これ、カミングアウトする前の自分だ。」
ゲイだってことを受け入れられず、親や周りの期待もあって。
どんなときも、自分の意見や感情をできるだけ押し殺して。
出る杭として打たれないように、生きていました。
不思議と、このリストにあることは全部共通しています。
「自分らしく生きてくればよかった。」
キャシーには全部そんな風に聞こえます。
“自分らしく”というのも曖昧でしっくりこないけど。
要は、自分の人生の舵取りは自分でやるってことです。
さらに曖昧になっちゃったけど、これ以上うまく説明できない。
キャシーが4年前にカミングアウトしたとき、一つ後悔をしました。
「なんでもっと早くこうしなかったんだろう。」
そのおかげで、遅咲きの狂い咲きをして今があるわけだけど。
青春を丸々無駄にしたようで、悔しかったんです。
今のキャシーといえば。
言いたいこと言って。
食べたいもの食べて。
好きな人たちと過ごして。
自分にとって大事なことをできるだけやっています。
もちろん、みんながみんなこんなことをできるわけではない。
努力したからとか、当たり前とか、そんなことも言いたくない。
それでも、自分の行動一つで大きく変わることも多いと思います。
キャシーも、あのとき勇気を出して。
自分に素直になって、自分をさらけ出したんです。
たくさん泣いたし、笑ったし、何より学びました。
それをしてなかったら、今どんな風に生きていたかしら。
今でも、これで良かったのか正直そこまで自信はないんだけど。
一つだけ確かなのは、毎日が本当に充実してること。
ゲイも、ノンケも関係なく、それが大事なんだと思うし。
上のリストが伝えようとしてるのは、それなんじゃないのかな。
そんな青臭いの生き方なだけに、冷たい視線もたくさん浴びますが。
そんなこと気にしてる暇なんてないわ。
それに、いつだって青臭くいたいもの。
キャシーは人生の最後の日、何を後悔するかしら?
「あの日、ハッテン場であのイケメンに勇気を出して声をかけてればよかった!チクショー!」
なんて下らないことだったらいいな。