ゲイタウンの真ん中のコミュニティレストラン。

トロントのゲイタウンって、ゲイバーやクラブだけが溢れているわけじゃなくて。
パン屋さんとか、肉屋さんとか、クリーニング屋さんとかあって、日本で言えば商店街のような雰囲気なんです。
そのゲイタウンのど真ん中には、大きなコミュニティーセンターもあります。
その名も、519チャーチストリート・コミュニティセンター(以後519)です。
519はゲイタウンに位置しているだけあって、様々なLGBT向けのサービスも行っていて。
トランスジェンダーやLGBTシニア向けのサポート、LGBTの子育て支援などサービスの種類も幅広く。
さらに無料で借りられる多目的ルームがたくさんあるので、キャシーはよくお世話になってます。
多目的ルームで何してるかって?
そりゃ、いろいろ多目的に使ってるわよ!(意味深)
数週間前に、ここ519に新しくコミュニティレストランが出来たんです。
今回、どんな感じなのか興味があって、ちょっとランチを食べに行ってみました。
ちなみに、このレストランは夏の間にコミュニティの投票で名前が決められました。

FABARNAK(ファーバーナック)
なんか変な響きですが、特に意味は無いそうで。
コミュニティが共に意味を付け加えていけるようにと、意味の無い単語が選ばれました。
しゃれているのは名前だけじゃなく、中身もかなり凄いんです。
このレストランでは、オンタリオ州で生産された新鮮でローカルな食材のみを使っていて。
メニューも超本格洋食だったりして、かなりこだわっております。
ただ今の営業時間は平日の11:00am – 4:30pmだそうで。
まだ平日にランチしか食べられないのですが残念です。

キャシーは今回チキンのソテーを頼んだのですが。
鶏肉はジューシーで柔らかくて、食材の味が生きる味付けで。
期待していた以上に美味しくて、ビックリしました。
味だけなら、お高い洋食屋にも引けを取らないと思います。
ただ、お値段がコミュニティレストランにしては高いんですよね。
ランチのメインディッシュが$11-$15ほどなので、キャシーにとっては毎日食べるお値段ではないです。
でも、コミュニティーセンターのレストランなのになんでこんな値段が高いのか?
実はこのレストランはコミュニティーに安くて美味しい食事を届けるのが目的ではなく。
トランスジェンダーの人や障がいを持つ人など、職を見つけ辛い人のためのトレーニングプログラムであって。
本格的な洋食屋で職業経験を積ませて、仕事を見つけやすくするための支援が目的なんです。
リベラルで、LGBTにオープンなトロントとはいえ。
トランスジェンダーとして仕事を探すのは一苦労だったりします。
職業経験がものをいう社会、こんなプログラムは凄く大切だとあたしは思っています。
まだまだ始まったばかりで、成功するかもわかりませんが。
キャシーはたまにランチを食べに行くことで、このプログラムをサポートするわ。
週一の贅沢ランチと考えたら、ワクワクしてきちゃった。

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ゲイタウンの真ん中のコミュニティレストラン。” への3件のフィードバック

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    こんにちは(^-^)/いつも更新たのしみにしています☆質問なのですがトロントのゲイの方で行方不明になった人は発見されましたか?

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