10月20日の今日、キャシーはパープルのシャツを着てます。
オフィスで上司に写真を撮ってもらうキャシー!
こんなゲイゲイしい生活をしているあたしですが。
意外な事に、パープルや紫色のシャツは一枚も所有してなくて。
今朝慌てて、仕事前にショッピングに出かけた始末でございます。
なんでパープル?
って話ですよね。
先日書いた、LGBTの若者の自殺についての記事を憶えていますか?
ゲイ・トランスバッシングを理由とした若者の自殺。
LGBTの若者の自殺率の高さは、常に私たちのコミュニティーの深刻な問題でしたが。
同性婚の権利獲得やプライドパレードの運営に隠れて、あまりそれに関する大きな運動は今までありませんでした。
しかし、この一連のLGBTユースの自殺報道でコミュニティーに火がついたようで、大きな変化が起きています。
この10月20日にパープルを身につけるというのも、その運動の一つです。
パープルを着て、みんなでLGBTの若者が日々誰にも知られずに自殺していることを思い出そうということです。
4月14日といえば、ピンクを身につけていじめを無くそうの日ですが、それに似た運動でもあります。
キャシーが知る限り、今年がこの運動の最初の年だと思うんですが。
FacebookやTwitterなどのインターネット媒体を伝って、言葉が一気に広まって。
今日は近所を歩いてるだけで、あちこちにパープルを着てる人を見かけました。
Facebookでも、みんなそれぞれのプロフィール写真をパープルに変えていて、それ一色でした。
本当、時代はインターネットアクティビズムですね。
これとは別に、LGBTの若者の自殺問題の対策として。
“It Gets Better”(いずれ良くなるよ)
という名のキャンペーンがただ今北米で広まっています。
このキャンペーンに対しては、賛否両論の声がコミュニティ側から発せられていて、とても面白い議論になってます。
もし時間があれば、いつかこのキャンペーンについても書こうかしら。
にしても、キャシーってピンクとかパープルとか、全然似合わないわ。
濃厚なお顔のせいなのかしら?
不思議だわ。