今日はとても忙しい一日でした。
朝から上司より電話があって、休日だったにも関わらず、夜8時過ぎまで働いていました。
家に戻って、重い腰を降ろして、やっと気付いたんです。
今日、お父さんの命日じゃん!
キャシーの父は、3年前に他界しており。
以前もこのブログでは、父とのことについて書きました。
あんまり寝る前に感情的になりたくないので、昔のことについてはこの記事を読んでください。
父の命日。
けっこう重い内容も含んでますので、そういうのが苦手な人はスルーしてください。
そんなわけで、パソコンの前に座って、ポカンとしてるあたし。
だって、命日に何をすれば良いのか、見当もつかないもの。
だから、とりあえず3年前の写真とか、日記とか、読み返してたわけよ。
そんなことしてると、やっぱりいろんな思い出が溢れて来るわけで、また整理に苦労するあたし。
でも驚いたのは、今年はそこまで感情的にならなかったこと。
3年も経って、J-POPの歌詞のように、時が癒してくれたのかもしれないけど。
それ以上に、この3年で何か自分の中でも変わったって感じたんです。
父が亡くなったときは、自分にカミングアウトしたばかりの頃だったし。
自分の目標も、生き方さえ定まってなくて、まだまだふわふわしてたあたし。
例えばもしその時父にカミングアウトできたところで、きっと説得力なんて無かったと思うのね。
でもこの3年で、自分は凄く成長したと思うんです。
海外に来て、いろんな人たちに助けられながらも、なんとか自分の道を切り開きました。
ゲイとしての自分にも、それを含めたもっと大きなスケールで見た自分にも、もっと自信が持てるようになりました。
もっと簡単に言うと、頭のてっぺんから足の先まで、前より自分が好きになりました。
今なら、父に面と向かって、自信満々にカミングアウトできると思います。
だからかな。
凄く気持ちが楽です。
今の自分を見てくれたら、頑固だった父も認めてくれるんじゃないかな?
なぜかそんな風に感じます。
それに、もし父との衝突がなくて、あのような分かれ方じゃなかったら。
ここまで自分は突き動かされていなかったのかもしれません。
今トロントで、こんな仕事をしているのも、父のおかげだと思っています。
そんなこんなで、またまた父の命日に書き物をしてしまったあたし。
もうこれは毎年の恒例になってしまうのかしらね。
あとで、お母さんにも電話しなきゃだわ。