この前、キャシーが友達と晴れた日に散歩してて。
「もうすぐ8月だね。」
「8月のフェチ祭りが終われば、次は9月のエイズウォーク。」
「10月はハロウィーンもあって、イベント目白押しだね!」
なんて一人で盛り上がってたんですが。
キャシーの友達はカンカンに怒って。
「まだ7月なのに、9月の話なんか厳禁よ!」
「やっと待ちに待った夏を満喫してるのに、まだ9月のことは考えたくないわ!」
とめっちゃヒステリックになってました。
もう一人の友達と話してたときも。
「なんか今日は日が落ちるのが早くなかった?」
ってとても不安そうに聞かれて。
「そう?まぁ、夏も中盤だから、サイクルが変わって来たんでしょ?」
って冷静に答えたら。
「やっぱり!日に日に夏の終わりが近づいてるんだわ!」
って同じようにヒステリックになってました。
さらに、他の友達まで。
「今日、公園で紅葉見ちゃった!お迎えが来たわ!」
とか騒ぐ人もいれば。
「今年の夏は最高だったから、きっと酷い冬が来るわ!」
とかノストラダムスのように泣きわめいてた友人もいました。
少し誇張しておりますが、トロントの人たちは、敏感に秋の訪れを感じているようです。
しかも、まるでブルーマンデー症候群かサザエさん症候群かのように、憂鬱になってます。
たしかに、トロントの冬は褒められたものじゃないわよね。
夏はテラスで食事したり、様々なイベントがある鮮やかで騒がしいトロントも。
冬に突入すると、寒いし、雪降るし、太陽は出ないからグレー一色なんです!
優雅に太陽の下でコーヒーを飲めるのも、夏の間だけ。
去年なんて、11月あたりから、2月あたりまで、まるで太陽が無かったのよ?
キャシーはビタミンDを毎日摂取して、元気を維持していました。
そう考えると、夏の終わりに発狂する周りの人たちにも共感できるわ。
そんな夏も、残り1ヶ月なので、精一杯楽しまなくちゃね。
あとスイカ10個は食べるぞ!