久々のキャシーの恋愛ネタの続きです。
ちょっとまだ熱りが完璧に冷めてない状態で書いてる記事なので。
キャシーの恨みや妬みがところどころ噴出してるかもしれません。
お見苦しいところをお見せしますが、悪い例と思って、お読みになってください。
お互い恋人になるほどは惹かれなかったものの、デート自体は楽しかったので。
少しの様子見のつもりで、オープンなデート期間をスタートさせたキャシーたち。
このデート期間中、キャシーはセフレが居たり、他にデートもしてましたし。
もちろん、彼もそれは承知で、お互いの公認の上だったんです。
そのまま、数ヶ月のデート期間が続き。
徐々にお互いの距離が縮まって、少しずつ関係も進展し。
ついにお泊まりデートをするまでにハッテンした2人。
この時点で話題に上り始めたのが、そろそろデート期間を終わらせて付き合うかってこと。
正直、まだキャシーはこの人が彼氏に見えるかって言ったら、まだちょっと違ってて。
でもその痒いところにそろそろ届きそうだったから、それについて話そうって思ってたの。
「次のデートで、オープンなデート期間じゃない付き合いについて話そう。」
って2人で決めて、運命の時というか、決断の時が迫られたんです。
でも、運悪く2人とも風邪で寝込んだり。
キャシーの大きな仕事が重なったり、向こうがなかなか風邪が治らなかったりして。
結局、キャシーが日本一時帰国の直前まで、デートは出来ず仕舞でした。
で、キャシーの出発数日前に彼から電話があって。
「日本で僕を忘れて、遊びすぎないでね!」
とか突然な束縛発言をするから。
「いや。ばんばん遊ぶけど。そっちこそ、あたしが居ない間に遊ぶんでしょ?」
それに少しイライラしちゃったあたし。
こういう都合の良い、キープ狙いっぽい発言は気に入らないのよ。
そんな一言で、口喧嘩まで始まってしまい。
「っていうか、なんで風邪が数週間も引きずってんのよ?」
って、そのままイライラが募って、聞かなくてもいいようなことを聞くあたし。
そしたら、こんなアホなこと言い出す彼。
「30歳の誕生日のために、毎朝寒いの我慢してジョギングしてるから。」
大事な話し合いのためにこっちは時間を作ろうっていつもスケジュール調節してたのに、呆れたあたし。
「もう勝手にして。じゃ日本から戻ったらまた電話するから。」
って怒って、会話を終わらせてしまいました。
一端日本に戻ると、頭の中は日本のことばかりになって。
お母さんの手料理食べたり、日本の友達と遊んだりするのが楽しくて。
インターネット環境もなかったので、すっかりトロントのことは頭の隅っこに隠れてました。
しかし、そんなトロントへ戻る数日前に。
「ねぇ、ちょっと恋に落ちても良い?」
って突然のメールが彼から入ってて。
オープンなデート期間中だし、ダメとも言えなくて。
しかも、そんなこと聞いてくるくらいなら、もう恋には落ちてるんだろうし。
「勝手にすれば?」
って冷たくあしらってしまったの。
そしたら次の日、マン喫でメールチェックついでに、Facebookを開いたら。
彼のプロフィールに、新しい彼氏が追加されてるわけよ。
なんなのかしら?
何かの冗談?
それとも本気?
でもアホらしいので、トロントに戻ってから事実確認しようとしたあたし。
実際のところ、彼に彼氏ができたことはそこまでショックではなくて。
デート期間中に、あたしより素敵な人が見つかったんなら、それはそれで嬉しいことじゃない。
キャシーだってガキじゃないし、引き際くらいちゃんとわきまえます。
何より、ショックだったのは、その彼と付き合う前にあたしに何も説明がなかったこと。
いくら、デート期間中だったからって、もう付き合うことまで見据えてたのに。
そんな「恋に落ちても良い?」なんて一言メールで、あたしが納得したとでも思ったのかしら。
帰国して、今度こそゆっくり状況を知ろうと思って。
彼のFacebookをもう一度開いたら、もう大変。
いかに今の彼氏が最高で、今までになく愛せているかとか書いてあるし。
今日のラブラブ会話集とか、毎日更新されてるし。
仕舞には、彼氏と同じ名字にしちゃってて。
ああ。こりゃないわ。
と思って、そこで画面を閉じて、連絡も取らなかったんです。
お二人が幸せにやってるんなら、いかにバカップルでも、あたしは負け犬でしょ。
そしたら、向こうがキャシーからの連絡がないことに怒って。
「なんで僕の説明も聞かないで、無視するんだよ!」
って一週間あたしが彼のメールをシカトした末に、いきなり電話してきたんです。
「いや。だって話すことないもん。説明したいなら、今していいよ。」
って最後にもう一回友達として復縁のチャンスをあげたんですが。
彼の口から飛び出すのは、キャシーへの謝罪ではなく。
いかに今の彼が素晴らしいか、いかに彼が恋に落ちたかとかで。
本当、ここまで彼が人の気持ちを考慮できない人だとは思ってなくて。
あたし、もう呆れて、彼が話してるその電話を放置して違う部屋に移動しました。
その後、メールが入ってて。謝罪の文とともに。
「今でもキャシーに対する気持ちは変わらないよ。」
とか書いてあったんだけど、最後の最後に。
「やっぱ本当の恋に落ちると、盲目になっちゃうね(絵文字)」
ってあって、もうあたしお口ポカーンよね。
本当の恋って何よ?
失礼にもほどがあるわ。
あたしたちの共通の友達たちからは。
「キャシーと彼ってデートしてたんじゃないの?あの新しいガキ誰よ?」
ってみんな不思議に思ってましたが、もう答えようもなかったあたしでした。
結局、一回近所で彼とその彼氏とバッタリ会って、社交辞令で何事もなかったかのように挨拶した時以外。
彼の人間性に少しガッカリしちゃって、連絡はまだ取ってません。
というわけで、8ヶ月間も続いたデートはこんな終わりを迎えてしまいました。
正直、連絡を一切止めてしまったのはやり過ぎな感じもあるんですが。
彼の無神経な発言に釣られて、あたしまで嫌みなことばかり言うのが嫌なのよね。
キャシーの基本方針は後ろ見てないで、前をポジティブに見据えることだから。
学べる部分だけ学んで、次に出発したいわけよ。
こんな感じで、オープンリレーションシップもどきの関係を体験したあたしですが。
想像してたより、オープンな状態をストレスフリーに保つのは難しいと実感しました。
人間って、嫉妬するのは当たり前だし、うまくコミュニケーションが取れなければ。
オープンリレーションシップはすぐに解れるものだとわかりました。
自分がデートしてる彼が他の人とばんばんエッチしてても、デートしてても。
余裕で構えていられるほどの自信が、オープンリレーションシップには必要です。
キャシーにはまだまだ上手にできそうにありません。
今回の彼から学んだのは。
オープンな関係かに関わらず、お互いの気持ちを確認する上手なコミュニケーションが必要だってこと。
お互いにハッキリしたルールを持って、推測や感情的な言動を抑えることができてたら。
もっと良い結末があったのかもしれません。
これから徐々に学んで行かないとね。
トロントに来て、まだ素敵な出会いには恵まれていないあたし。
そろそろ素敵なお方と巡り会って、恋に落ちてもいい時期だとは思うんだけど。
そんなもんは待っても、探しても訪れないので、自分磨きにでも集中することにするわ。
こんなキャシーの負け犬恋物語、何かの参考になったなら幸いです。