木曜日、仕事が終わる1時間前。
いつもより効率よくいろいろ終わって。
金曜日はのんびり、半日だけ働いて、あとは週末をエンジョイしようと思ってたキャシー。
あたしの仕事、フレックスタイムなので、出勤時間は比較的調節可能なんです。
それで、デスク上のいらない書類をまとめていたら。
隣のオフィスから、タイ人移住労働者のために働いてる同僚が入って来て。
「ちょっと、明日あたし一人で行くわけ?」
とか文句言いながら入って来て。
何の話か全然わからないキャシー。
うちの上司、なんか嫌なことを企みつつ。
「え?俺この前行ったじゃん。誰か他にいないの?」
とか言いながら、意図的に僕に視線を向けて。
「ほら。今度はキャシーを連れて行けば?」
と、まんまと上司の罠にはめられたキャシー。
朝9時にキャシーの自宅に車で迎えにくると言われ。
行き先もわからず、イエスしてしまったあたし。
金曜日の朝、車に乗り込み。
「で、今日はどこに行くの?」
って同僚に聞くと、その子は目も合わせてくれずに。
「ウィンザーと、あとレミントンってとこ。」
と、ぼそって言いました。
「それどこ?車で何時間?」
と、全然予定がわからないので、質問責めするキャシー。
同僚の子は、罪悪感からか、声がどんどん小さくなり。
「え…。片道4時間なら早い方かな?」
とか、またぼそっと衝撃発言。
そんな事実を聞かされ。
「おおおおおおおおいいいいいいいいい!」
「はめられたぁぁぁぁぁぁああああ!」
「今日のデートにも、友達のショーにも、別の友達の誕生日会にも間に合わないじゃん!」
「今から車から飛び降りても良い?」
と、半ば発狂するキャシー。
そんな感じで拘束されたあたしでした。
まぁ、あんまりオンタリオ州って回ったことなかったし。
そんなに仕事もないし、日帰り旅行だと思うことにしたキャシーでした。
この時点ではまだどんな旅になるか、まったく予想がつきませんでしたけど。
何があったかは、後ほど語るとして。
とりあえず、レミントンで撮った写真を一枚。
畑ぇ~~~~~~~~~~!!!
どこを運転しても畑一面で、久々に田舎を体験してきました。
カナダって、本当郊外はこんな感じなのよね。
トロントのダウンタウンで留学、仕事できて本当ラッキーでした。
ゲイタウンと、混雑した道と、ギラギラネオンがないと、もう落ち着かないもの。
でも、いったいこんな畑でキャシーたちはどんな仕事をしてきたわけ?
次の記事では、このレミントンで起きている衝撃的な出来事について書きます。