先日、アップルよりiPhoneの最新世代4GSが発表されましたね。
キャシー、こういうガジェットは大好きなんですが、何せお金がない。
日本のiPhoneの料金プランってけっこう安いけど、トロントではまだまだ高いんです。
その代わり、お金をちょっとずつ貯めて。
今年、念願のiPod Touchを買ったキャシー！
これ、カメラが無い以外は、ほとんどiPhoneと変わらないので、全然オッケイ！
それでも、３万円近くはしたのよね。
いったい、ケチなキャシーをここまで駆り立てる魅力は何なの？
グラインダー（Grindr）です！
もうね。正直に言います。
これのために買いました。
iPhoneかiPod Touch持ちのゲイの方なら。
みんな少しはこのアプリにお世話になってるんじゃないんでしょうか？
キャシーも、大活用しておりますよ。
グラインダー？何それ？
って方のために、少し説明します。
グラインダーとは、無料のゲイ出会い系アプリで。
なんと、自分の周りにいるゲイの方を距離が近い順に教えてくれるんです。
もし、気に入った人が居たら、チャットもできちゃうという優れた出会い系ツールです。
起動画面はこんな感じで、男探しにピッタリ。
最近では、グラインダーパーティというものすらあって。
クラブ内で、無料Wi-Fi環境にして、みんながグラインダーにアクセスできるようにするんです。
そうすると、グラインダー利用者がこぞって集まり、そこで男探しに励むんだそうです。
みんながみんな、それぞれのiPhoneに釘付けなパーティって、ちょっと不気味よね。
声をかけるのも、グラインダーでやるんだとか。
いや。そこ頑張って、声かけようよ。
にしても、技術って凄いですね。
昔は雑誌の文通とかで、やっとの思いでゲイの方と出会ってたのに。
今は、iPhoneを起動すれば、周りに居るゲイの方がすぐわかっちゃうんだもん。
最近の若い子は恵まれすぎよ！（キャシーもまだ若い部類にギリギリ入るけど。）
グラインダーを手に入れて以来、行く場所行く場所でゲイサーチを始めるキャシー。
iPod TouchはWi-Fiが無いとグラインダーができないので。
もうスタバを見かけると、無料Wi-Fi目当てですぐに駆け寄っちゃうあたし。
さらに、ゲイタウンのど真ん中に住んでいると。
半径100メートル圏内でさえ、もうゲイがうじゃうじゃしていて。
まるでキャンディー鷲掴み状態でございます。
日本に居た時も、グラインダーでゲイサーチに励んでおりましたが。
数人のグラインダー利用中のブログ読者には、キャシーだとバレてました（汗）
何はともあれ、非常に面白いアプリであるグラインダー。
しかし、凄く大きな欠点があるんですよね。
グラインダーはアップルの元で、アプリを提供しているため。
アップルが提示するルールを守らなければいけなくて、凄く厳しいんです。
ゲイの出会い系サイトといえば、チンコ画像だけ載せた人も多いのに。
グラインダーでは、肌の露出にさえいちいちうるさいのです。
チンコなんてもってのほか。
キャシー、出会い系に裸やチンコを載せることは元々無いのですが。
それでも数回画像を削除されたことがあるんですよね。
その一つが、この写真です。
この何がいけないっていうわけって思ったキャシーですが。
グラインダーはチンコを連想させるいかなるものも許しません。
たとえ、このマレーシアの民芸品と可愛く映った写真でさえ、一線を越えちゃってるんです。
まぁ、これはいいとしてね。
さらにもう一つ、納得がいかないのがコレ。
東京近代美術館で、展示物に夢中になって、パンツがはみ出ちゃったキャシー。
友達がそんなおっちょこちょいなキャシーの可愛い一面を芸術的に収めたこの一枚。
「グラインダーには不適切です。」
と、言われ、あっという間に削除されました。
何よ！
あたしのケツがそんなに汚いの？！
と、そんな露出や性の表現に厳しいグラインダーです。
アップルの元で、ゲイ向けアプリになると、これが限界なのかしらね。
「アップル！それじゃ、ゲイは満足できないわよ！」
と、そんなグラインダーのお話でした。
トロントのハッテン車窓から 