キャシーってば。
けっこうちゃっかりしてて。
今回の日本滞在中にも、デートをしておりました。
いや。デートじゃないか。だって、もう落ちがあってネタ化してるもの(涙)
この方ですが、昨年トロントのイベントでお会いして。
知的な雰囲気と、優しそうな笑顔に一目惚れしてしまったキャシー。
しかし、その時キャシーは他の方とデートをしていたので、連絡先を交換したくらいでした。
と、そのまま昨年末まで時は過ぎ、その方と偶然再会し。
やっぱりステキで再び惚れてしまい、キャシーもフリーだったし、勇気を出して。
「もし暇だったら、近いうちに晩ご飯行きませんか?」
ってデートというか、お食事に誘ったのでした。
一応返事はあって。
「ぜひ行こう!スケジュールがわかったら連絡するよ。」
と、言われたのですが、待っても返事は来なくて。
そのまま、もうこっちに気はないのか?
って諦めたのですが。
今年の1月に、またまたバッタリ会っちゃって。
クラブイベントだったんですが、ちょっと2人で話す機会があって。
「ねぇ、そういえばうちらのディナーはどうなったの?」
ってキャシーは冗談半分に聞いてみたんだけど。
「ごめん。仕事で韓国に行くことが決まって、忙しかったんだ。」
「実はもう来週出発しちゃうんだよね。」
と、いきなりの衝撃事実判明で、多少怯んだあたし。
そんなことでも諦めないキャシー。
「じゃ、もし僕が日本に帰ることがあったら、そこで遊ぼうね。」
ってダメ元で切り出してみたら、案外向こうはノッてきて。
「いいね。じゃ、帰国が決まったら真っ先に連絡してね!」
と、おかしな方向にデートが進んでしまいました。
そして、時は経って。
本当に、日本で待ち合わせすることになっちゃったのよね。
しかも、キャシーは彼が滞在するホテルに泊まることになって。
同じベッドで、同じの布団の下で寝ることになりました。
羽田空港で彼を迎えに行くと。
仕事のまま来たようで、スーツが決まってより一層ステキで。
「ああ!ダメ!いけない!いけない!」
と自分に言い聞かせていました。
実らぬ恋と勢いにまかせたセックスのミックスって、後味最悪なのよ。
そのまま、時間は平穏に過ぎて。
彼を新宿2丁目に連れてって、他の友達に紹介したり。
居酒屋行ったり、夜の街をブラブラしたりして、最初の晩は終了。
そして、ホテルに戻り、2人ともシャワーを浴びて、ベッドに入る。
キャシーはできるだけ端に移動し、ボディタッチが無いように努めて。
あたしがガチガチに緊張してるのに、隣では彼が5分でいびきをかきはじめちゃって。
ああ。寝ちゃった。やっぱキャシーに興味がないのね。
とか、無事にやり過ごせそうなのに、ちょっとガッカリもしちゃうそんな乙女心。
その後も、彼が寝返り打つたびに、ビクビクしちゃって、結局朝まで寝れなかったわけで。
朝彼が起きて、キャシーの目の下の隈を見て。
「僕のいびきがうるさくて、眠れなかったの?ごめん~。」
とか下着姿であたしの頭撫でながら言われたときには、もう限界でございました。
2日目は美術館に行ったり、2人でプリクラを取ったり、超デートコースでしたが。
もちろんそれらしいことにはまったく進展するはずもなく。
その夜も2丁目のクラブに遊びに行くも、彼はキャシーの友達といい感じになってて。
キャシーは寝不足だったこともあり、ゆっくり座ってそれ見てました。
なんであたしこんな不幸キャラになってるのかしら。
そのまま、あっという間に彼は韓国に戻ることになり。
羽田空港行きのバスの前で彼を見送りつつ。
「キャシーのおかげで、凄く楽しい滞在だったよ。」
「こちらこそ、一緒に遊べて楽しかったよ。」
と、切ない別れ挨拶を交わし、ハグして、彼は去って行きました。
国境を跨いだ大掛かりなデートもどきは、収穫ゼロで終了しました。
まぁ、良い友達になれたので、それはそれで嬉しいんですが。
ってかハッテンもどきに、デートもどきって。
本当、最近モテ期が遠のいてるキャシー。
キャシーに春はいつ訪れるのでしょうか。