前の記事で書いた通り。
キャシー、5月2日から5月24日まで日本に一時帰国していました。
キャシーを道ばたで見つけてくれたり。
イベントや、グラインダー(iPhone/iPod Touchのゲイアプリ)で見つけてくれたりと。
ビックリなくらいブログ読者に遭遇しちゃって、ちょっと焦ったキャシーでした。
新宿2丁目で友達待ってたら、イケメンのお兄さんに声をかけられて。
「あら。キャシーもまだまだ捨てたもんじゃないわね。」
とか頭の中で調子のってたら。
「いつもブログ読んでます!」
とか言われて、拍子抜けしたあてくし。
いや。嬉しいですよ。嬉しいんですが。
これじゃ全然おてんばできないじゃない!
顔の知られていない日本で、ハッテン!ハッテン!ハッテン!の予定が。
って言いつつ、ちゃっかりハッテンしてきたキャシーでした。
まぁ、その話は後ほど。
とまぁ、2年ぶりの帰国となると。
キャシーも、キャシーの友達も、日本も変わってるわけで。
実は楽しみでいて、複雑な気持ちも少しあったんですよね。
言えば、トロントに来たことで、ある意味リセットしてゼロからスタートしたこの生活。
過去の自分は、日本に置いてきたと言ってもいいわけで。
今回の帰国で、それに直面できるくらい自分が成長できていたか。
正直、あんまり自信がなかったんです。
飛行機を降りて、電車に揺られて、横浜に戻ってみると。
すべてが昔のままで、いろんな思い出が蘇ってきて。
それを一つ一つゆっくり消化しながら家まで歩きました。
そして家に着くと、お母さんとは感動の再会でもなく。
本当に、いつも通りに家に帰るかのような感じで。
「ただいま~!」
「あら。おかえり。早かったのね。」
ってキャシーからしたら違和感たっぷりのやり取り。
自分の部屋に入ると、もう完璧に2年前のまま。
写真も、本も、CDも、書き残したメモも、2年前家を出たときのまま。
何?なんなの?この違和感?
「あたし、本当にトロントに2年行ってたのよね?」
って思わず口に出しちゃいそうになるくらい、戸惑ってしまったあたし。
13時間も飛行機に乗って、ヘトヘトだったので。
お母さんが作ってくれたキャシーの大好物の餃子を食べて。
そのまま、何も考えずに布団に入って、ぐっすり朝まで寝ました。
次の朝は、もうちょっとパニック状態よね。
「トロントに居た2年間は夢落ち?」
とか、真剣に考えたりしてました。
楽しい帰国のはずが、2日目にして、もうちょっと鬱気味に。
しかも、天井も、ドアも低くて、2日目で3回も頭を打って、イライラでした。
トイレの便座も、トロントに比べると何もかもが小さいのよね。
でも、こんな心境のままで、この一時帰国を終わらせたくないって思いもあって。
時間がかかってもいいから、ゆっくり消化しようと決めて。
とりあえずは家を飛び出て、友達に会いにいったキャシーでした。
まだまだ続く。