ブログの更新がちょっと滞ってしまいましたが。
H1N1のワクチンで倒れた訳ではなく、デートに忙しかった訳でもなく。
日本から友人がキャシーを訪れに来ていたので、一週間忙しかったんです。
申し訳ありませんでした。
友達がトロントに遥々来るということで。
仕事をお休みして、部屋も片付けて。
なんとか出迎える準備を整え、ドキドキなあたし。
だって、もう2年近くも会ってない友達だし。
「ちょっとキャシー全然成長してないじゃない!」
とか突っ込まれたら、アレでしょ?
でまぁ。
友人がトロントに到着して。
キャシーの携帯が鳴って、迎えにいく訳ね。
日本で当たり前のように遊んでた人が。
普通にトロントの町並みの中にいて、キャシーを待ってるのが不思議な感覚で。
手を振って、抱き合って、昔のままの友達を見たら。
積もるような話もどっかに飛んじゃって。
もう昨日ぶりに会ったかのように歩き出す二人。
「こんな感じでトロントをキャシーと歩くなんて、不思議だね。」
なんて言いながら。
キャシーの職場や家に案内して。
トロントのダウンタウンを一周歩いて。
キャシーが常連のレストランで、美味しいランチを一緒に平らげて。
とても素敵な時間を過ごしたんですが。
友達が急にこんなことを言い出す訳。
「キャシーけっこう頼もしく成長したのね。安心したわ。」
「日本の友達は、なんでキャシーあんなことになったのか心配してたからね。」
ええ?って。
もうビックリなあたし。
「あたしがあんなことになったって?どういう意味?」
って聞いたら。
友達。
「ほら。ゲイパレードにビキニで行ったり、ゲイの仕事とかしてるってネットに載せてたでしょ?」
「ちょっと前までゲイの前でもノンケのフリしてたキャシーからは考えられないじゃない。」
「みんなキャシーが無理してるんじゃないのかって心配してたのよ。」
キャシー、そんな風に思われたのね!
たしかに、自分のゲイデビューはほんの2年前だったけど。
日本に居たときからボランティアとか、社会活動してたし。
今こんなことになってるのも、必然だって思ってたんですが。
他の人からしたら、ノンケ時代のキャシーのイメージがまだ残ってるのね。
それでも。
「今のキャシーを見れば、一生懸命で楽しく生きてるのが伝わってくるわ。」
「日本のみんなにも、キャシーが凄く成長してたって報告してくるわね。」
って友達が言ってくれて、うれしかったです。
「にしても、あのキャシーが英語ペラペラだなんて気持ちが悪いわ。」
「ほら。覚えてる?3年前にタイに遊びにいったときのこと。」
ってちゃんと落とすことも忘れない友達。
実はキャシー。
トロント来る前は、英語力まったくなしで。
タイのドラァグクイーンにステージから。
「Where are you from?」
ってマイクを突きつけられて。
「…Yes?」
とか答えちゃって、会場とショーを凍らせた過去を持っています。
ほかにもいろいろ英語に関しては恥ずかしい武勇伝があるんですが。
本当、今は普通に口から英語が出ていて、ホッとします。
そんなこんなで。
キャシーの友人との時間はあっという間に過ぎて。
すぐにさよならを言わなきゃいけなくなっちゃったんですが。
遠くはなれても、こうしてたまに会えるのは素敵ですね。
キャシー、来年こそは日本に一時帰国するぞ!