トロントのハッテン車窓から

新型(H1N1)ワクチンに泣くゲイ。

いやはや。

もうあちらこちらで大騒ぎになっていますね。

豚インフルエンザから始まって、新型インフルエンザに名前が変わったアレ。

やっとワクチンが出回って。

トロントではワクチンを受けられるスポットがどこも大行列です。

キャシーは仕事柄、パブリックヘルス(公衆衛生局)の人たちとよく一緒にプロジェクトを進めるんですが。

もうパブリックヘルスの人たちはみんなそのせいでお呼びがかかって、連絡もつかないほど。

HIV陽性者の場合、新型インフルエンザの症状が重くなる傾向があるって研究が発表されて。

そのリスクから、他の人よりもワクチン接種を優先して受けられるようになっています。

キャシーはHIV陽性の方とも触れ合うことが多いので、気をつけなきゃいけないわけです。

サポートする側の人が、インフルエンザとかあげちゃうのは問題外でしょ。

そんなわけで、自分もワクチンの接種をお勧めされた訳です。

でもなかなかワクチンにありつける訳もなく。

もう少し事態が沈静化してからワクチンを受けにいこうと思ってたあたし。

しかし、先日某クリニックで会議をしていたところ。

そのクリニックのスタッフが会議に割り込んできて。

「新型のワクチン4人分が余っちゃったんですけど、誰か受けたい人います?」

「もし誰もいないなら、これ捨てなきゃいけないんですよ。」

とか言い出した訳です。

「じゃ、僕まだ受けてないからもらおうかな。」

ラッキー!とか思って、ワクチンを打ってもらったキャシー。

「副作用で、腕の痛み、熱、インフルエンザの症状があるかもしれません。」

とか言われても。

「大丈夫!大丈夫!」

とか、その夜も大仕事があったのに、ワクチンを甘く見てたあたし。

ワクチンを打った後、会議に戻って5分。

注射を打ってもらった側の腕が明らかにおかしい!

麻痺した感じから、徐々に痛みに変わって。

もう会議が終わる頃には動かすだけで痛くなってて。

「やだわ。こんな状態で、今夜の仕事量をこなすわけ!」

とか大ピンチなあてくし。

って、それはまだ序の口で。

次の日の朝は、もう熱も出てて。

朝一の会議で、不思議発言ばっかりしちゃって、周りに心配されるほど。

食欲もなくなって、お気に入りのレストランの一番大好きなメニューも半分残しちゃって。

もう散々でした。

ワクチンを打ってから、5日経つのに。

まだ腕の痛みが引いてないのが怖いわ。

でもまぁ、これでもう新型インフルエンザは怖くないから。

これ以上は文句は言わないでおくわ。

あとこれ読んで怖がっちゃった方、副作用が出ない人も居ますので、あくまで一例として考えてください。

ちなみに、新型インフルエンザのワクチンを受けても。

年に一度受けた方が良いって言われるいつものインフルエンザワクチンはまだ必要だそうです。

そのいつものワクチンともあまり相性がよくないあたし、ただ今迷っております。

トロントは冬に一歩一歩着実に近づいていますが。

皆さんも手洗い、うがい、十分な睡眠、栄養バランスに気をつけてお過ごしください。

新型ワクチンを受ける際は、週末の前とか、無理しなくていい時に受けましょう。

キャシーみたいに副作用に苦しみながら、お仕事なんてしちゃダメ。