キャシーが以前パフォーマンスしてた劇場では。
毎年、プライドの時期に若者による、若者のためのショーが行われます。
その名も、プライド・キャブ!
その劇場の公式ページはこちら。
毎年年始よりオーディションを開催して。
選ばれた25歳以下のクィア・ユースたちは。
毎週トレーニングを受けて、脚本作りや稽古をして。
6月のプライドウィークの少し前に、一夜限りのショーをするんです。
キャシーも実は参加しようか迷っていたんですが・・・。
英語スキルとダンススキルの無さと、忙しいスケジュールが故に断念したんです。
今思うと、ちょっと惜しいことしたかなとか後悔もしています。
そんな今年の選ばれしメンバーは彼ら!
いろんな人種、性別、セクシュアリティーがいていい感じ。
キャシーの友人も数人中に居て。
どんなショーになるのか、本当に楽しみでした。
当日は。
広い会場であったにも関わらず、満席!
キャシーとか、ギリギリで会場に着いたせいで危うく入り損ねるところでした。
肝心のショーは、もう本当にクオリティーが高く。
フィクションでありながら、出演者個々のパーソナルな経験が込められていて。
今の時代を生きるクィアの若者としての喜び、悲しみ、怒りがうまく表現されていました。
ショーの形も、非常にフリースタイルで。
歌、ダンス、ミュージカル、コメディ、劇、詩、語り、ドラァグショーと。
正直、彼らは歌も、演技も、ダンスも凄くうまいわけじゃないんですが。
彼らにしか表現できないものをちゃんと表現していて。
ステージ上ではキラキラ輝いていました。
こんなセクシーなシーンもあったり。
こんなラブラブなシーンもあったり。
今まで見た中で一番綺麗なドラァグクイーンも見られたり。
本当に素晴らしいショーでした。
ショーの幕が降りると、もうスタンディング・オベーションが止みませんでした。
このプログラムを通して。
更なるステージに羽ばたく人も多くて。
数年後には、有名なパフォーマーになっちゃう人もきっと居るんだと思います。
こんな風にして。
障害の多いクィアの若者に、表現する場を提供してくれて。
このプログラムは本当に素晴らしいものだなと、感心してしまいました。
キャシーも、10代の頃にこんなものがあったなら。
今頃スターになってたのに・・・。
(勘違いも甚だしい)
来年、キャシーはまだギリギリ24歳。
思い切って参加して、パフォーマーとしてのキャリアも開拓してみようかしら。
とか、未だに夢を追いかける子供みたいなこと考えてます。