金曜日って、基本的にいつもヘトヘトなんですが。
学校の後、数個ボランティアもこなして、既に11時になってたこの金曜日。
ばっちりクラブ仕様で、髪の毛も珍しく立ててたのに。
体力が底を突き・・・。
ああ・・・。
クラブはムリ!
今日のルックスなら、10人は落とせるのに、もう1分も踊れないわ!
(勘違い)
って、それでもちゃっかりチャーチ通りを歩いてたあたし。
クラブに行かない友達の家に押しかけて、ちょっとお茶でもしよ。
って思って、電話をかけても。
「キャシー!今からノンケクラブ行くんだけど、来ない?」
ってちょーハイテンションで。
「あたしゲイクラブに行く体力もないのに、ノンケクラブに連れて行く気?」
ってイヤミたっぷりでお返ししたら。
「あら。他の人生に疲れたオカマたちが、O’Grady’sでビリヤードしてるから、負け犬同士、混ってきたら?」
ってこれまたイヤミたっぷりに反撃され。
「失礼ね!でも混ざってみるわ。ありがと。」
と、人生に疲れたオカマたちと合流することに。
O’Grady’sって、チャーチ通りにあるバーで。
いつも人がいっぱい居て、賑わっているんですが。
ビリヤードするところなんて、あったかしら?
って、O’Grady’sの前まで来て。
挙動不審に中を覗いて、友人を探すキャシー。
すると、肩を叩かれ。
「あんたここで何してんのよ?野外ハッテン?」
と、これまた強烈な友人に遭遇して。
「今2階でビリヤードしてるから、混ざりなさいよ。」
って誘われ、無事に合流できたキャシー。
2階に上がると。
広いラウンジスペースがあって。
ソファーとテーブルが並んでて、真ん中にビリヤードがありました。
金曜日の夜なのに、遊んでたのはキャシーの友人たちだけ。
もう完全に貸しきり状態でした。
そうよね・・・。
健全なゲイは、金曜日にこんなとこでビリヤードなんてしてないもんね。
でもいいの。
ソファーに腰掛けて。
一昔前のロックがかかった店内で、友達と騒ぐのも楽しいもの。
トロントに来て1年経つのに、こんなことしたのって初めてだわ?
O’Grady’sの2階のラウンジ、意外と隠れたナイススポットね。
おすすめです。
そんな感じで。
ビリヤードしたり、キューで違う玉をセクハラしたり、されたりしながら。
あっという間に時計が深夜1時を回ってて。
涼しい夜風に当たりながら、歩いて帰った夜でした。