先日。
ノンケの友達にパーティに招待されて。
キャシー、ゲイだって隠すつもりなんてさらさらないから。
「本当に大丈夫なの?あたしが行ったらどうなるか、わかるでしょ?」
って事前にちゃんと忠告しておいたんだけど。
「僕の友達はみんな良い人だから!」
とか言って聞かない友達。
結局、ゲイとレズビアン友達数人でお邪魔してきたんです。
友達の家に入ると。
もう既に居た数人のゲイたちと、ノンケの人たちがキレイに別れて座ってて。
「あら・・・。」
とか思って。
とりあえず凄く明るい感じに。
「はじめまして~!」
ってそのノンケの人たちに挨拶してみたんだけど。
それが逆にゲイっぽかったのか。
凄く微妙な顔をされて、凄く気の抜けた挨拶で返されて。
これはあんまり刺激しない方がいいわねって悟ったあたし。
その後は、彼らとちょっと距離を取るような感じでパーティを楽しんでたんだけど。
よせばいいのに、友達が気を遣って1人で座ってた女の子に話しかけたの。
パーティの隅っこに居る人を退屈させたくなくて、いつも頑張って話しかけちゃう子なのよ。
「これで口論とかにハッテンしないといいけど・・・」
とか心配してたあたし。
でも、その心配をよそに。
すっかり仲良くなったキャシーの友達とその女の子。
保守的なのかと思ったら、凄くリベラルな子で。
ゲイクラブにも遊びに行くとか言うし、全然ゲイネタでも盛り上がってたの。
そのままパーティが無事に終わって。
ノンケの子たちとの間に何もトラブルなく終わって安心したあたし。
だったんだけど・・・。
こんな後日談があったの。
キャシーの友達。
せっかくその女の子と仲良くなったから。
彼女のFacebookを見つけて、友達申請をしたのね。
それで無事に繋がって。
ちょっとしたメッセージもしてたらしいんだけど。
Facebookには。
男の子が好き?
女の子が好き?
みたいな欄があって。
その女の子がどっちも好きって選んでたから。
キャシーの友達はすっかり勘違いして。
「君ってバイだったんだね。知らなかった。」
って無神経に送っちゃったらしいの。
そのメッセージが。
その女の子の反感をかなり買ったようで。
その女の子、メッセージに返信もせず。
そのパーティの主催者のノンケくんに。
「あのゲイに
あたしに会ったって記憶を消して欲しいし
あたしはこの世界に存在しなかったって
伝えてくれない?」
って言ったそうなの。
そのノンケくんもそれをそのまま伝えたようで。
キャシーの友達、かなり落ち込んじゃって。
「しばらくノンケの人と話も出来無そう。」
とか言っておりました。
「違うよ。」
って一言で済んじゃうようなことも。
ゲイ関係のことだから。
ここまで大事になっちゃうのね。
これぞ同性愛嫌悪(ホモフォビア)の正体です。
ホモフォビア、いつになったらなくなるのかしら。
セクシュアリティーが違うだけで、友達になれないのは残念なことよね。