まだまだ先のことですが。
5月17日、この日はアイダホでございます。
前にも書いたけど、アイダホってアイダホ州のことではなく。
International Day Against Homophobia
国際反ホモフォビアの日であって、その頭文字を取ったIDAHOでございます。
去年、キャシーは日本で配られた街頭チラシにシルエットとしてゲスト出演しました。
今年はというと。
あたし、トロントのインターネット・アクティビズムに参加いたします。
アクティビズムっていうと。
街頭でのデモ活動やデモ行進ってイメージが強いですが。
最近増えてきているのが、インターネットを介して行うもの。
インターネット環境があれば誰でも手軽に出来て。
しかも多くの人に目にしてもらえるので、効果的でもあります。
キャシーが参加したのは、こんなアクティビズム。
メッセージを書いて、写真を撮って。
指定されたサイトに投稿するだけ!
こんな感じで、笑顔がまぶしい写真になりました。
ホモフォビアって簡単に言えば、同性愛嫌悪のことで。
ゲイそれ自体に対する、またはオカマや女々しい男性に対する嫌悪感のことです。
この感情、大多数の人が意識しないうちに持っていて。
気付かないままに、人を傷つけてしまうこともあります。
キャシーのメッセージは。
“Believe in your LOVE”
なんでこれにしたのかっていうと。
ホモフォビアって、よくゲイじゃない人が持つものって考えられがちだけど。
実際はゲイの人でも多くが心の中にそれを抱えていて。
ゲイであることに対する劣等感や、女々しさに対する劣等感が私たちの会話の端々に見え隠れしています。
だから。
“あなたの愛を信じようよ”
って、よりコミュニティ内部に訴えかけるメッセージにしました。
こんなことやって、意味あるの?
って思う人も居るかもしれませんが。
この写真を見て、一人でも。
「こんなに可愛い男の子が健気に頑張ってるなら、ゲイを嫌うのはやめよう。」
って思ってくれるかもしれないじゃない!(ちょっといろいろ余計)
ちなみに、こちらが今年のポスターでございます。
“Homosexuality knows no borders”
“ホモセクシュアリティはこの世界に境界線がないことを知ってる”
って非常に平和的なメッセージで。
なかなか気に入ってます。
ちょっとキャシーが反戦デモで作ったポスターに似てますね。
きっとパクられたんだわ!著作権取得するべきだった!
(自意識もここまで来ると終わり)
こんな感じで。
地道に、長い道のりの先にあるゴールを目指して。
未だに多くの人が頑張っています。
いつかボーダーがなくなる日が来ることを祈って。