キャシー、最近はすっかり男の噂がなくて。
周りから。
「あんた、やっと隠れてセックスするの覚えたの?」
っていろいろ突っ込みどころ満載なこと言われてます。
隠れてませんから!
本当に枯れ枯れなの!
キャシーの砂丘はいかが・・・。
って最初から話逸れすぎなんだけど・・・。
そんなキャシー、ゲイの出会い系ページとかにも実は登録してて。
いつか運命の王子さま(プっ)からメールが来るのを待ってたりするんですが。
よくメールをもらうのが。
フィリピンの男の子だったりします。
あ!この子可愛い!
って、プロフィールをチェックすると。
From フィリピン
遠いねん!あんた!
さすがにセックスのために飛行機に乗れないわよ!
それは老後のお楽しみ。
で、やたら多くフィリピン人の男の子からメールが来るので。
不思議に思って、もらったメールを読んでみると。
1つの共通点が。
みんなカナダに移民をしたがっているってこと。
実際。
「カナダにどうしても移民したんだけど、彼氏にならない?」
ってメールもありました。
でも残念ながらキャシー。
カナダ国籍じゃないし、お金もありません。
フィリピンでは。
カナダ人と付き合って、移民するのが流行ってるんでしょうか。
“流行る”
って言い方はアレですが。
ゲイとして暮らす社会が整っていないアジアから、抜け出す1つの道として。
コレが一番選ばれているのかなとか思ってしまいました。
実際。
この移民のしやすさ。
多文化で、リベラルな空気。
そして、ゲイの権利が保護されている環境で。
世界のあちこちから、居場所がないゲイやビアンがカナダにやってきます。
さらに、そういった人たちをサポートするプログラムもあって。
移民を目標としているゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどなど。
ちょっと移民したくても、英語の問題や、相談する場所がないって人をサポートしています。
セクシュアルマイノリティー特有の問題も、ここでなら相談しやすいです。
キャシーもたまに相談乗ってもらったり。
ボランティアでイベントをお手伝いしたりしてます。
そんな感じで。
カナダがいつまで、こんな風にセクシュアルマイノリティーたちの受け皿にならなきゃいけないのかって考えると・・・。
ちょっと悲しくもなりました。