先日のパフォーマンスの裏話です。
キャシーはその日。
雪のせいもあって、少し遅れて会場に到着しました。
周りを見ると。
招待した友達がいっぱい来ていて。
挨拶して回るだけで、軽く時間がかかって。
気付けば、自分の座席を確保するのを忘れていました。
そしたら。
「キャシー、ここに座りなよ。」
って聞こえて。
振り返ると・・・。
あ・・・。
台湾人の男の子。
このブログでは取り上げていなかったんですが。
以前、パーティで知り合って。
それなりにいろいろあった20歳の男の子です。
最初は顔も可愛いし、良い体してるし、セクシーな子だなって思ったんですが。
とにかくアホ!
話し始めて5分で、期待はどこかへ飛んでいきました。
でも、その子が少しキャシーに興味を持ってくれたようで。
たまに暇なときにチャットなんかしたりして。
いいよ。いいよ。って言ってるのに。
ウェブカメラで、ストリップとかしてくれて。
あ・・・。
って開いた口が塞がらなかったりしてました。
若い子って凄いわね。
あたし、自分の年を実感しちゃうわ。
だって、あたし。
「ねぇ、セックスして!」
なんて初めて会った次の日に頼めないもん。
そんなわけで、セックスを断った子の隣に座るしかないキャシー。
それだけならまだしも。
そのキャシーの隣に座った人が誰かと思えば、10月にデートした白人くん。
え?ただでさえパフォーマンス前で緊張してるのに。
どんな拷問よ?
本当、世間って狭いわね。
ちなみに招待した張本人はあたくし。
で、キャシーが誰とデートしたかとかすべて知ってる親しい友人はあたしの前に座っていて。
こっちを振り向いて。
キャシーの両隣を確認してから。
思い切り意地悪な微笑みを浮かべて、背中を向けて爆笑してました。
クソ!後でしばいたる!
で、他の人たちのパフォーマンスを鑑賞中。
両隣がひたすらアホな話題で話しかけてくるので。
「あたし、ちょっと他の人のパフォーマンス見てるんだけど。」
ってちょっと冷たくあしらったら。
初対面のはずの両隣が自己紹介始めて、ぺちゃくちゃ雑談を始めたの。
キャシーがセックスを断った男の子と。
キャシーがデートを断った男が。
キャシーを間に挟んで、仲良く雑談してる。
何この状況?
ちょーうっとうしいわ!
そんな感じで、パフォーマンスを見続けていると。
中盤あたりで、ウクレレを持ったパフォーマーさんがステージに上がって。
こんな歌を歌いだしたの。
君は可愛くて~。セクシーで~。本当にステキだけど~♪
頼むから、頼むから、黙っていてくれないか~♪
君がしゃべるだけで、君の魅力はすべて吹き飛ぶんだ~♪
僕はたったの1分も、君と座って話すことができないよ~♪
君は可愛くて~。セクシーで~。本当にステキなのに~♪
って。
キャシー、これ聴いて。
真っ直ぐに浮かんだのが、この両隣の男の子たち。
で、もう本当に冗談かと思ったんだけど。
その2人がこの歌を聞きながら。急に。
「何この歌?全然意味わかんない~。」
「本当~本当~。意味わかんない~。」
って変な方向で、めっちゃ意気投合しあってるの。
キャシー、必死にこらえたけど、笑い死ぬかと思ったわ。
前に座ってる友達はその2人の会話を聞いて、椅子から落ちそうになるくらい爆笑してました。
本当、外見を磨くのも大事だけど、中身も磨かなきゃね。
キャシーも中身を磨いて、ゲイアクティビストさん振り向かせないと。
まだ諦めてないのかよ・・・って。
そんな先日のパフォーマンスの裏話でした。