キャシー、ちょっと泥沼に足突っ込んでるのかしら?
昨日ね。
ハッテン場で、ちょっとボランティア手伝ってきたんです。
しばらく行ってなかったんですが。
僕と年の近い友達3人が初めてボランティアに参加するということで。
その3人の緊張を和らげるために、ちょっと重い腰を上げてみたんです。
今回はワークショップなしで、座って、ハッテン場に遊びに来た人と世間話だけ。
とか思って、みんなでハッテン場に向かっていると・・・。
目の前に、見覚えのある人が。
あ・・・。
GOGOボーイ・・・。
デート中のはずが、1ヶ月も顔を合わせていないあのGOGOボーイ。
そのGOGOボーイが、友達と楽しそうに歩いてきます。
忙しい!忙しい!って。
友達と外食する時間はあるのね。
って、少し頭に来たキャシー。
向こうもこっちに気付いて。
なぜかちょっとビビった感じで。
「キャシー、どこ行くの?」
って、聞いてきて。
思いっきり怒りが声に出ちゃって。
「ハッテン場!」
って怒鳴っちゃったキャシー。
あら。いけない。
って思い直して。
笑顔でGOGOボーイと一緒に居た共通の友人に挨拶して。
彼らと、お別れしたキャシー。
GOGOボーイにあたしの声が聞こえない距離になってから、隣の友達に。
「あれがキャシーがデートしてたGOGOボーイよ。」
って説明して、愚痴り始めるあたし。
すると。
なぜか後ろからGOGOボーイが走ってきて。
「やっぱり、俺も一緒にハッテン場手伝うよ。」
って。
こいつ、ボランティア中にセックスする気?
まぁ、なんでもいいわ。
って本格的にふてくされるキャシー。
ハッテン場に入ると、みんなから挨拶されるGOGOボーイ。
「明日はGOGOしないの?」
とか、白人のおじさんに聞かれて。
「彼氏がダメって言うから、もう踊らないの。」
っていきなりあたしにすがりつくGOGOボーイ。
え?
何してるの?
いつから、彼氏?
とか、イライラが募って、トイレで顔でも洗ってこようと思ったら。
GOGOボーイが手を引いてきて。
「ねぇ。ダークルーム行こうよ。」
って。
え?
「ダークルームで何するの?」
って見え透いてても、聞いちゃうキャシー。
「見るだけ。」
って返す彼。
見るだけね・・・。
とか思って、手を引かれて向かったダークルーム。
このハッテン場のダークルームは本当に暗くて、何も見えないので。
入ったら、すぐキスでもしてくんのかと思ったら。
なんかちょっと明るい個室に連れて行かれたキャシー。
なんとそこはマジックミラーで、トイレの中が覗ける個室だったんです。
で、ちょっと横を見ると。
部屋の外から数人、あたしたちを優しく見守ってくれているの。
そりゃ、若い男の子が2人ドアの無い個室に入ったら。
セックスするだろうと思って、覗くわな。
というわけで、ちょっとそこを離れるしかない2人。
次に向かったのが、ケツ堀りブランコの部屋。
「こんなところで、何するの?」
って聞いたら。
「これ乗ったことないから、遊んでみたい。」
とか言い出すGOGOボーイ。
というわけで、キャシーもつられて、初のケツ掘りブランコを体験。
ケツ掘りブランコっていうのは。
上に寝転がることができるブランコで。
両足はインリン様バリに開脚させられて、吊るされます。
その姿勢でブランコをユッサユッサ揺らされて、掘られるわけです。
超上級者用のアイテムなので、キャシーはもちろん未体験。
M字開脚の偉人、インリン様。
しかも、このハッテン場。
真上に鏡があって、そんなあられもない姿が丸見え。
そんな感じで、無邪気にGOGOボーイと遊んでましたが。
セックスをせがんでくる気配もないし。
結局何をしたいのかよくわからず。
ボランティア終盤に、少し早めに帰ろうとしたキャシー。
「俺も一緒に帰るよ。」
って着いてきて。
ロッカールームで。
「これから別のハッテン場行かない?」
って言い出すGOGOボーイ。
「明日も朝から仕事でしょ?」
って聞いたら。
「じゃ、キスだけしよ。」
って言うんで。
3回挨拶代わりのキスを口にしてあげたら。
舌を入れなかったのに、機嫌を損ねてたGOGOボーイ。
帰りの地下鉄に揺られながら。
いったいあれはなんだったのかしら???
って混乱しまくりなキャシーでした。
今夜のアジアン・ナイト、どうなっちゃうんだろう?