11月11日って何の日?
え?
ポッキーの日とか言わないでよ!
それあたしのボケなんだから・・・。
11月11日は、カナダの終戦記念日であります。
第一次世界大戦がちょうど11月11日11時に終わっていますので。
アメリカやヨーロッパ諸国などもこの日が記念日となっています。
先週あたりから、胸に赤いポピーの花を飾る人を度々見かけて。
何しろ、最初に見かけたとき。
あまりにゲイゲイしい人の胸にその花が飾ってあったので。
新しいゲイアイテムか何かかしら?
とか勘違いしていたキャシー。
とんでもありません。
ポピーの花っていうのは、ひなげしの花って日本では呼ばれていて。
第一次世界大戦の激戦地に咲いていたそうで、それが直接シンボルになったというわけです。
この花の飾りを買って、胸に飾ることで。
戦没者追悼の意を示すと共に。
それを見た人たちにも、いろんな気持ちを湧き上がらせてくれます。
本当にビックリするくらいの人々が花を買っていて。
電車に乗ると、2割の人は胸にポピーを飾っていました。
日本の8月15日が今やテレビ特番だけの日に成り果てたのを考えると。
もう少し日本でも何かこれに近いモノがあればいいな。
とか考えてしまうキャシーでした。
ちなみに、戦争つながりで一つゲイネタ。
ナチス・ドイツによる虐殺っていうのは、有名すぎて説明する必要もないと思いますが。
なかなか知られていないのが、同性愛者も虐殺されたことです。
当時、約60万人もの人が、同性愛者として捕らえられて。
胸にピンクの三角形を貼られて、ガス室送りにされたと言われています。
詳しく知りたい方はこの本を読むといいと思います。
『男たちの帝国 ―― ヴィルヘルム2世からナチスへ ―― 』(星乃 治彦)
今年の5月には、同性愛者の慰霊碑がベルリンに建てられました。
1945年の終戦から、63年経過して、やっと。
ドイツに行く機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
ちなみに、今ではこのナチス・ドイツのピンク色の三角形も。
ピンク・トライアングルとして同性愛者の権利やプライドのシンボルとして、各所で見かけます。
たまには、ためになるブログを書いてみました(笑)