キャシー、今日はデート前夜。
あのGOGOボーイとの、待ちに待ったデートです。
待ってる間に他の人とデートしたのはご愛嬌。
日本に居る友達に。
「聞いて!聞いて!今度GOGOボーイとデートするの!」
ってのろけたら。
「あら・・・GOGOボーイだなんてキャシーも出世したわね。」
とか言われ。
考えてみたら、たしかに去年は男かまわず寝てたキャシー。
まぁ、過去は過去よね。
とりあえず、コンドームがないので。
今日は友達とお茶会するついでに、ACASへコンドーム漁り。
ちなみにお気に入りは極細日本製のKIMONOコンドーム。
それと、フェラ用のミントパウダー付きドライコンドーム。
使ったこと無いけど、お気に入り・・・。
コンドーム専門店で買うと、一個$1するコンドームも、ACASでもらえばタダです。
コンドームを補充したあとは、友達同士集まって魔女会議。
気付けば、みんな何かしらデート相手を見つけてて。
「ハロウィーンは仮装しないで、お家でゆっくり2人で映画見ようと思って。」
ってオカマがのろければ。
「映画そっちのけで、朝までセックスパーティの間違いでしょ?」
と毒づくキャシー。
「彼がハロウィーンに家に泊まってもいいって言うんだけど、迷ってるの。」
って別のオカマがのろければ。
「セックスするんだったら、コンドームはそこよ。」
とまた毒づくキャシー。
きぃぃぃいいい!!!
誰も居ないキャシーはミル姉さんのままハロウィーンパーティで乱交してやるわ。
「いいな・・・みんなは・・・。」
ってボソっと愚痴ったら。
「あんたこそ、散々男もてあましてるじゃない!?」
「でもやってないわよ!?」
「少しはこっちに分けなさいよ!」
「あたしはやりたいのよ!」
とムダに白熱する魔女会議。
と、そこで自分がデート前日だったことを思い出すキャシー。
「あ・・・実は明日デートなんだけどね。」
って、急に開き直ってのろけだしたら。
近くで耳をそば立てていたACASの先輩が。
「え!?あのGOGOボーイとデートするの?」
って急に大声で会話に参加。
何よ。その驚きようはって感じで。
彼に何か凄い性癖でもあるとか?
そんなんなら負けないわよ!
とか妄想しつつ、話を聞いてみると。
「彼、難しい性格でね。あんまり期待しない方がいいわよ。」
と、意味深なことを忠告する先輩。
「え?難しいってどういう意味?」
って聞いたら。
「彼、恋人欲しくないんだってよ。」
って。
あらら。
明日のデート、どうなるのかしら。
恋人にならないのは、別にかまわないけど。
マジで寒いから、野獣のように外でセックスだけはやめて欲しいわ。