日曜日、久しぶりにデートに出かけてきました。
前回のQueercabでパフォーマンスを終えた後。
同じ日にパフォーマンスをしていた白人の男の子からデートに誘われたんです。
「来週、ご飯とか食べに行かない?」
「いいねぇ~!行こう。行こう。」
「僕と君で・・・だけど、大丈夫?」
とかめっちゃ頭のいい誘い方をされて。
「うん。」
としか言えなかったキャシー。
完璧にGOGOボーイくんとデートの約束をしてたの忘れてました。
ダブルブッキング!!!
まぁ、いいや。
デートでわけを話そうとか思って。
そのまま当日を迎えることに。
少し不安定な天気の中。
2人でハーバーフロントに行って、芸術展を見て。
イートン・センターで買い物して。
キャシー御用達のレストランでディナーをいただいて。
本当に素敵で楽しいおデート。
お腹いっぱいになってから、彼がピアノを演奏してくれると言うので。
チャーチ通りのスターバックスの横にあるおしゃれなゲイバーへ。
店員さんに挨拶してから、お店のグランドピアノを弾きだす彼。
ここでよくピアノを弾かせてもらっているんだそうです。
そうすると、奥に座っていたレズビアンのおばさんたちが駆け寄ってきて。
彼の演奏で、洋楽の定番曲をジャズ調で数曲歌っていきました。
もう。キャシーはメロメロ。
レズビアンのおばさんたちに(汗)
だって、レズビアンのおばさんたちの歌声が美しすぎるんだもん。
本来ならば、本当にロマンティックな状況なのですが。
なんだか、ここまでおもてなしされちゃうと。
本当に罪悪感でたっぷりになってくるキャシー。
「キャシー、君のことは友達としか見れないよ。」
って言うのは、定番過ぎるし。
「セックス・フレンドはいいけど、彼氏は募集していないんだ。」
って言えば、ちょっとヤリマンすぎるし。
「あたし、今毛じらみで・・・」
って言えば、あらぬ噂が広まるだろうし。
とかいろいろと言い訳を考えては、口に出せないキャシー。
その日は、お茶をして、そのままお別れしました。
家に帰ると、メールで。
「この日にこんなパーティがあるんだけど、一緒に行かない?」
とか。
「キャシーのワークショップってこの日だよね。行ってもいい?」
と・・・本当にノリノリなその子。
はぁ・・・マジで悪いことをしてしまった。
キャシーが考えるデートはもっとずっと軽いもので。
ちょっとお互いに好意がある状態のお試し期間だと思っていて。
相手を深く知るのがデートであり・・・。
相手の求めるものが自分の与えられるものと一致しているか?
セックスの相性は大丈夫なのか?
などをうまく探るのもデートだと思っています。
だから。
この恋人という駅に向かうレールに乗っけられたデートは、キャシーのスタイルではありません。
このまま先延ばしにすると、まだドラマ・クイーンになりかねないので。
素直に、思ったことをメールで送りました。
人と人が交じり合うのって、本当に難しいですね。
次はもっと慎重にデートの誘いに返事します。反省。