いつかの記事で・・・
ゲイ(能人)は、歯が命!!!
なのに虫歯になったって騒いでましたが・・・
こんな形に落ち着きました。
カナダでは、ご存知の通り保険が歯医者までカバーしません。
虫歯になって、特別な保険に入っていないと、多額な支出になります。
そんな支出に怯えたキャシーは・・・
なんとか安く済ませようと、試行錯誤しました。
これからトロントで歯医者にかかろうと思っている方は、少し参考になるかもしれませんよ。
まずは前回の記事でも触れた海外治療費支給制度ですが・・・
キャシーのただ今の所持金は$1000ちょっと。
レントゲンに$50かかって、検査に$70かかって。
さらに治療が歯一本に付き$100以上のこのお国。
治ったときには、餓死しますから!!!
海外治療費支給制度は、日本に帰ったときにしか支給されませんので、少し厄介。
というわけで、、、
さっそくトロント大学の歯科医スクールの噂を聞きつけて。
友人を誘拐して、一緒に話を聞きに行くことに。
この歯科医スクールは・・・
レントゲン+検査で$90、治療費は通常の歯医者の30%引きなのです。
しかし、時間がかかる。かかる。
レントゲンの予約を取れたのが9月中旬。
検査、治療まで待つと・・・11月か12月までかかるらしい。
そんなに待ったら、頭おかしくなっちゃう!!!
そんなトロント大学の歯科医スクールには案外便利な使い方もあり。
もし、短期滞在で急に歯が痛くなったら・・・
1本だけ緊急で$40で虫歯を埋めてくれるんだそうです。
ただ、それは応急処置なので、帰国後に治療が必要。
途方に暮れたキャシーは・・・
もうちょっとめんどくさくなってきて。
自宅から5分の歯医者に行くことにしました(半分ヤケクソ)。
歯医者を見るなり・・・
得意の演技を開始。
「あの、、、
歯が痛くて(本当は痛くない。穴だけ。)
でもお金も、保険も無くて。
どうすればいいかわかんないんです。
何かいい方法無いですか?」
キャシーの美貌に惚れた(違う)、優しいおばさんは。
「じゃ、$30のレントゲンだけ撮りましょうか。検査はサービスしてあげるわ。」
と、サービスをしてくださいました。
悪いオカマとお思いでしょうが、サバイバルです!サバイバル!
そして、次の日。
検査が始まって・・・
1分も経たないうちに、歯医者のおじさんが笑い出す。
ん?
何事?
と思ってたら・・・
「君の歯、凄く健康だけど・・・」
だってさ。
「でもでも、こことここに穴が・・・」
って、虫歯を主張してみるも。
「それ、ただ欠けてるだけで・・・」
半分呆れている歯医者さん。
「あ・・・はい。じゃ・・・んんん。」
と、動くに動けないキャシー。
「もういいよ。帰った。帰った。バイバイ!バイバイ!」
とお金も徴収されずに、帰されました。
いい歯医者さん夫婦だわ~。
ありがとうございました。
この一ヶ月間。
あんだけ騒いどいて。
虫歯無かったんかい!!!
って友人たちに大爆笑されました。
本当に、毎日のように虫歯のことで騒いでましたから・・・(笑)
穴があったら潜りたいです。
まぬけなキャシーの虫歯奮闘記でした。