トロントでは、本当に中国人をたくさん見かけます。
語学学校の生徒は8割が中国人。
チャイナタウンに加えて、各地に中国人経営のスーパーマーケットやレストランがいっぱい。
アップタウンの中国人が多く居住する地域は、街中が中国語で溢れていて、中国に来たよう。
少なくとも自分の印象として、アップタウンでは中国人は白人より多い。
というか、アップタウンでは白人自体が非常に少ないのだが。
それでも中国人の数は凄いものである。
中国人は、中国とまったく同じ環境をトロントに作り上げることに成功しています。
いずれ、トロント自体が中国人に支配されても、不思議ではないです。
むしろ、自然な流れでそうなっていきそうです。
そのせいもあり、私が居候させてもらっている親戚一家は、中国人が大嫌い。
もう政策とか、文化とか、そういう点ではなく、すべてが大嫌い!
嫌いな癖に、いつも中国人について無駄な議論をしています。
だけれども、僕の友達はほとんどカナダ産まれの中国人だったりします。
というわけで、先日こんなことがありました。
友達のレズビアンの女の子が、僕のマンションより10分のところに住んでいるんですが。
僕のマンションにプールがあるのを言ったら、興味津々だったので。
一緒に泳ぎに行こうと言う話になりました。
勝手に連れ込むのなんなんで。
おばさんに・・・
「友達の女の子とプールに行くんだけど、ちょっと部屋入れていい?」
って言ったら・・・
「何人?」
だって!!!
えええ・・・
「中国人だけど・・・カナダ産まれだよ。中国語できないよ。」
変なフォローをしだすあたし。
したら・・・
「ダメ!!!」
って言われてもうた。
えええ、、、
そして、これだけでは終わりませんでした。
後日、おばさんが私の母に電話をしてました。
この件で!!!
「あなたの息子、中国人の女の子と遊びに出かけているのよ!」
「家には入れないで置いたわ。ダメよ。中国人の彼女なんて。」
って、コレしたんだから感謝してばりに語ったそうです。
いや・・・
ゲイとレズビアンやし。
その前に、何しようがおまえ関係ないやろが!
そこは、あたしの偉大なお母さん。
「中国人でも、なんでも、うちの息子の好きにさせていますの。オホホ。」
と、ステキな返しでおばさんを滅多打ちにしてくれました。
「なんでも」ってもちろんゲイのことだよね?お母さん。
そんなこともあり、怒りの収まらないおばさんは・・・
「いい?中国人と黒人とは、絶対に結婚しちゃダメよ!」
「もし、結婚したら縁を切るわ!」
って、大真面目に言われました。
なんかドサクサに紛れて、黒人も追加されてるし。
ここ、いったい何世紀?
キャシーがゲイの中国人か黒人と同性婚でもした日には。
心臓麻痺でも起こして、死にそうなうちのおばさんです。