凄いステレオタイプなんですが・・・
欧米といえば、ホームパーティですよね。
みんなで騒ぐときは、決まってホームパーティ。
セックスをするときも、人の家のホームパーティ。
そして、殺人事件が起こるのも、ホームパーティ。
うん。映画見すぎ。
そんなホームパーティについに招待されました!
レズビアンの友達が、お母さんが旅行中をいいことに、みんなをお家に呼んでくれたんです。
凄い広いお家で、地上1フロアと地下1フロアの2フロア構成。
その子は地下室(と言っても、普通に日が差す綺麗な部屋)を丸ごと自分の部屋にしてて。
セーラームーンやら、少女革命ウテナのポスターがたくさんありました。
ビアン、ゲイもののDVDもたくさん。
普通に親へのカミングアウトも済んでいるそうです。
ちなみにバースペースも完備。
「バーテンダーになるのが夢なの!」
とか冗談っぽく言っていただけあって。
いろんなカクテルを作ってくれました。
これはカルーアとベイリーズと何かめっちゃ強い酒を混ぜたショットです。
火をつけて、それをそのまま飲むんです。
数回飲まされて、死にそうになっておりました。
別の友達は火が溢れて、指を焼いておりましたが・・・
結局、パーティではみんなで映画見たり、カラオケ歌ったり、Wiiで遊んだりと。
意外と日本で家に集まるのと、特に変わりはありませんでした。
あたしの憧れている・・・
「ちょっと部屋借りるね。」
「うん。汚さないでよ!!!・・・うまくやるのよ!」
「うん。このフェラテクで、今日落としてやるわ。」
みたいな流れはまったくなく・・・
っていうか、パーティ開始時にセックス禁止令出されました。
バレてる・・・
まぁ、他のビアンの子たちはパンパンやっておりましたが。
あたしはみんなと一緒に、ギシギシ聞こえるか耳をそば立てる方でした。
あと、カルチャーショックとしては・・・
みんなピザ食いすぎ。
パーティ会場到着した瞬間。
「腹へらない?」
「ピザ頼もうよ~。」
「うん。じゃ、野菜いっぱいのと、ハムいっぱいの2枚ずつ。」
夜。
「なんかつまむものないの?」
「ピザ頼めば?」
「うん。じゃチキンのと、ガーリックの2枚ずつ。チキンウィングも付けて。」
次の朝、というか昼。
「朝何食べる~?」
「え?ピザでしょ。」
「うん。じゃチーズ大盛りのと、茸大盛りの2枚ずつ。ガーリッククリームも!」
もう。まじで一人胸焼けしてました。
みんなどうしてそんなに平気でピザ食べてるの?
ゲイって美意識が高いから、ジャンクフードは避ける傾向にあるのに。
帰る頃には、ピザの空き箱が凄いことになっておりました。
あと、カナダ人の手作りケーキはマジで食えなかった・・・
なんかね。まずね。
イメージ的にこんなものを想像して。
その友達のケーキは、ど紫のクリームでデコレートされてるの。
いや。白でいいじゃん。
どうして色を加えるの・・・
って中身。紫なんて目じゃなかった。
ど赤、ど黄色、ど青の信号カラーでした。
もうね。絶句。
凄い勧められて、一口だけ頑張って食べたんだけど。
ジャリっ・・・ジャリっ・・・
砂糖だわ。
これ、クリームじゃなくて。砂糖だわ。
はぁ・・・日本のコンビニケーキでいいから、食べたい。
結局、24時間もだらだらとその子の家で過ごしてしまい。
この週末はこのホームパーティで終わりました。
次は部屋借りて、セックスしてやるぞ~!!!
(自分の家でやれって話です)