今日、例の日本人向けセーファーセックス・ワークショップに行ってまいりました。
いや。行って来た。
というか。ボランティアとしての参加だったんですが・・・
全然手伝えなかったっす。
内容は前回のワークショップと似た内容で。
ガンとHIVの比較ブレインストーミングとか。
シチュエーションごとにロールプレイしたり。
実際に大人のおもちゃで遊んでみたり。
と、イヤでも盛り上がってくる内容でした。
で、日本人向けだから・・・
日本人ゲイがたくさん来るのかな?
とか思ってたら・・・
ゲイなのは、イカニモな僕とワークショップ担当者だけでした(笑)
イケメンなノンケお兄さんが居たので、ふたりで・・・
「あれ絶対ゲイよ~!」
「でもあのしぐさ、めっちゃノンケじゃない?」
とか、聞こえないようにムダに議論してました。
オカマ特有の暇つぶし?
まぁ、愛嬌ということで。
で、ワークショップには誰が来たのかというと。
Japanese Social Servicesという福祉団体の皆さんです。
今回は、ACAS(僕が所属するHIV啓発センター)との初の共同企画で・・・
これから機会があれば、出張ワークショップや。
日本人ユースをACASに招いて、ワークショップをやっていく予定です。
その頃には、もう少し手助けできるといいのですが。
にしても、セーファーセックスって本当に難しいと思います。
頭ではわかっていても・・・
いざ本番になると、流れに任せてしまったり、断れなかったり。
そして、その一瞬の油断が、後で深い後悔に繋がっていきます。
でも、こうしてワークショップやら、身近にHIVを置いて。
問題意識を持ち続けていると、非常に強い意志を持つようになります。
日本でHIV啓発のアウトリーチに参加したり。
大学の講義でセーファーセックスを勉強したり。
トロントでいろいろHIV関係のワークショップに参加している僕でも・・・
毎回、新しい発見があります!
セーファーセックスは意外と興味深いんです。
決して、セーファーセックス=退屈なセックスではありません。
未だに、僕のノンケ友達はゴムも付けずにセックスする人が大半です。
避妊は頭にあっても、HIVやSTIはまるで他人事です。
今日、日本のHIV感染者数を見たんですが・・・
ちょっと寒気がしました。
日本 : 1,917
アメリカ : 691,647
日本が少ないってことじゃないですよ。
アメリカは日本の2倍ちょっとしか人口ありません。
なのに、この感染者数の差は・・・
いかに日本人が検査を受けていないかです。
ニュースでは、HIV感染者数が増加、8割がゲイとか言われていますが・・・
要はゲイはそれだけHIVに敏感で、検査を受けている人口も多いのです。
どれだけ、ノンケの方々にHIV+が居るんでしょう。
これから、ユース性教育トレーニングを受けようと思っています。
これを受ければ、活動資金が獲得できて。
ワークショップを開くことができます。
ユースに対して、同じ世代のユースがワークショップを開くんです!
コンドームの比較ワークショップなんて、いろいろアイデアもいっぱい。
やっぱり、セックスは大事な人生の一部だし。
蓋をしちゃうんじゃなくて、面と向かって歩いていくべきだと思います。
蓋をして、気づいたら、心も体もボロボロになったら、それこそ大変。
楽しく、健やかに、気持ちよく!
これが大事!