前回の日記に引き続き、ハッテン場リポートです。
ツアーを終えた私たちは、ラウンジに戻り、ACASの宣伝活動!
「ウェルカム・トゥ・エージアンナイト~♪」
なんて言いながら、お客さんにコンドームを配りました。
ACASはアジア人のためのエイズ啓発団体なので。
たまにこうしてハッテン場でアジアンナイトを企画して。
よりアジア人にセーファーセックスを広めようとしているのです。
さて、肝心のワークショップですが・・・
2階にある個室を貸切って行われました。
なんと、4畳半の部屋に、ゲイ男性が15人ほどぎゅうぎゅう詰め。
明かりも薄暗いし、生暖かい空気が流れて、とてもセクシュアルな雰囲気。
最初のワークショップは、フェラチオです。
みんな一つずつバナナを持って、安全なチンコのなめ方をお勉強。
司会の2人は、股間にバナナを持っていって、お互いにフェラを実演。
亀頭攻め、バキュームフェラ、さらにはディープスロートまで・・・。
みんなオエっオエっ言いながら、がんばって練習していました。
健気!(?)
エロおかしくて、部屋の中大盛り上がり。
続いて、みんな目隠しをされて。
ダークルームで、チンコを舐める前に手で触って安全を確認する練習。
何も見えないので、みんながワイワイ騒いでるのを聞いていると・・・
僕の番が到来。
触ってみると・・・太くて、硬くて・・・ぬるぬるしてる。
やだ、これナニ?!
「今、触っている物体を説明して・・・」
と言われ、めっちゃ戸惑う。
日本語でも説明ができないって。
「じゃ、これ舐めれる?」
と聞かれて・・・
迷った末に。
「はい。たぶん舐めれます。」
と答えると・・・部屋からクスクス声が(汗)
目隠しを取ると、触っていたのは切れ目がたくさん入ったナスでした。
ちゃんと傷がないか、確認しろってことなのかな?
そんな感じで、1つ目のワークショップは無事終了。
問題は、2つ目のワークショップだったんです!
このワークショップのテーマはボディー・グライドです。
ボディー・グライドとは・・・
ローションを潤滑油に体と体をこすり合わせて快感を得るセックスです。
性器同士の接触や、体液への接触も最小限なので、かなり安全なセックスと言えます。
で、3人一組で部屋に入って、実際に行うことに。
部屋のライトを消すと・・・
スタッフではないもう一人の参加者の手が・・・自分の体に。
そしてそのままどんどんタッチがエスカレート。
最初は僕の体にローションを塗ってるんだと思ってたんですが・・・
どうやら、僕のことが好みだったらしく。
ベッドで横になっている間・・・
激しく全身を弄られました。
何より眠かった自分は・・・放置(笑)
減るもんじゃないし、好きなだけ触って、僕寝るから。
的なノリで・・・
その後も・・・
「ねぇ、パンツ脱がないの?」
とか。
「このワークショップ、最後までしないの?」
とか。
凄くめんどくさかったです。
でもマッサージは気持ちよかった(笑)
そんな感じで、2回目のワークショップもなんとか終了しました。
帰り支度をしようと、ロッカーに向かうと。
またこの男が来て、強引に腕を引っ張ってくる始末。
もっとうまいアプローチの仕方があるだろうに・・・
とか思いながら、笑顔でお断りしておきました。
エロいハプニングに恵まれつつ、1回目のボランティアは終了となりました。
これからも続けていけば、いっぱいネタ収穫できそう・・・
じゃなくて、いいお勉強になりそうです(笑)
少しは、トロントのハッテン場の雰囲気が伝わったでしょうか。
ハッテン場を毛嫌いする人も居ますが・・・
これは一つのゲイカルチャーなので、良し悪しというよりも。
一つの文化として捉えましょ。
セックス自体、別に悪いものじゃないでしょ?
でも。感染症にはくれぐれも気をつけて、楽しく健やかにハッテン!