カナダに来てから、目新しいのが既婚者ゲイの存在です。
もちろん、女性と結婚しているわけではありません。
女性と結婚して、子供までいるゲイなら日本に山ほど居ます。
カナダの既婚者ゲイは、ゲイ同士で結婚しています。
というわけで、手が出せない・・・(笑)
日本では、ゲイ=独身なので、そんなことを気にしたこともありませんでした。
今、ボランティアで参加しているゲイコミュニティセンターのACASで。
もう超!超!超!イケメンさんが働いております。
身長高くないけど、雰囲気がめっちゃ色っぽいんです。
ささやくような声と、少年のような笑顔、気遣いのうまいお兄さんキャラで・・・
そしてエロ目!(ここ大事)
でも既婚者なんですよね・・・目の保養にはもったいないのに。
でもでも、パートナーさんとは遠距離だから・・・うふふ。
とか、思ってたら・・・
オープンリレーションシップを結んでいました。
オープンリレーションシップとは・・・
解釈が人それぞれだと思うんですが。
要は恋人、夫婦間以外のセックスやデートも許す関係です。
メリットも、デメリットもありますので、良いか悪いかなんてナンセンスな話はやめましょ。
で、聞いてたら、回りのその人に対する評判がもう凄い!
「トロントのアジア人ゲイは全員彼につばつけられているよ!」
「彼と一緒にボランティア行くの?食べられないように気をつけてね~!」
「でもパートナーと久しぶりに会うと、絶対泣くのよ~!」
と散々でした。
みんな本人の前で言うんで、そういうキャラなんでしょうね。
というわけで、チャンスを伺っているキャシーです。
既婚者ゲイつながりで、もう一つお話があります。
先日、タイ人とカナダ人のゲイ夫婦宅にコリアン・バーベキューに誘われたんですよ。
でもひょんなことから、ノンケさんがその場に混ざってきました。
というわけで、みんなでうまく誤魔化すことになりました。
家に到着すると、すぐにタイ人の奥様(もちろん男)が中に招いてくれました。
どうやら、今日はカナダ人のパートナーさんは留守にされていたようです。
家に入ると・・・
大きいグランドピアノが置いてありました。
さっそくノンケさんが・・・
「ピアノをされるんですか?」
するとタイ奥様・・・
「ああ、私じゃないの。うちのパートナーさんがやるのよ。」
と、唖然な返し。
ノンケさん、英語勉強中の留学生さんなので、自分が間違えたのかと思ったらしく・・・
隣のゲイの友人に・・・
「パートナー?ファザー?」
ゲイの友人は素早く・・・
「パートナー!!!!」
と言い放ち、もう質問させないオーラを漂わせて、この難関は乗り越えました。
その後も、何回もパートナーさんの話が出てきましたが。
ノンケさんはそのたびに、複雑な表情を浮かべていました。
にしても、トロントなんて遊ぶところなくていや~!!!
とか思ってたけど、こうやってゆっくり暮らすゲイ夫婦見ると。
それも悪くないなと思うようになりました。
3階建ての一軒屋に、ネコ一匹と3人暮らし。ひゃぁぁぁぁあ!うらやましい!
いい男は既婚者かゲイ
という有名な言葉がありますが・・・
今はゲイも結婚してしまう時代なのです。