今週で、カレッジの語学コースのレベルが一つ終わります。
2週間だけ、ちょっと早い夏休みがもらえます!!!
男探しに時間を費やせる!(勉強しろっつー話です。)
今日は、留学先のカレッジの話でもしようかと思います。
カナダって本当にビックリするほどリベラルなんですが。
留学生に囲まれていると、意外と日本より保守的だったりします。
そりゃそうですよ。なんたって周りは・・・
中国人(社会主義にして、人権なんてまるで無視なお国)
韓国人(男尊女卑や過剰な男性像が未だに残るお国)
サウジアラビア人(同性愛は死刑・・・)
だらけなんですよ。
だからか、カナダの人権観から大きく外れる人も多い。
そんなわけで、英語のクラスでは特別に時間を設けて。
人権(HUMAN RIGHTS)についてみんなで話し合います。
でまぁ、先生からこんな質問が・・・
「カナダで人々にはどんな権利と自由が与えられていると思いますか?」
もっと他にも、たくさん一般的な権利や自由があるのに・・・
「カナダでは、男と男、女と女が結婚できます!」
と答えてしまう自分・・・。
この瞬間に、サウジアラビア人のクラスメート数人にマジで睨まれました(笑)
こえ~~~!!!でも負けないわ~~~!!!
で、一人のサウジアラビア人が・・・
「同性婚ができると、人々はそれが正しいものだと思ってしまいます。」
と、教科書通りの保守派の発言を先生へとぶつけてました。
さすがに、これにはちょっと吹き出しそうになりました。
だってこんな時代に、まだこんなこと言う人いるんだ・・・
ってクスクス笑ってたら。
ってそういえば去年、日本の大学の事務に同じようなこと言われたの思い出しました。
時代は変わったといっても、未だにこんな人は多いのです。
その意見に食いつこうとしましたが。
これからペアワークになったら殺されかねないので・・・(言いすぎ!)
その後、先生がステキなフォローで納めてくれました。
「あなたが信じる宗教で同性愛は禁止かもしれないませんが、人権を信じる人たちは同性愛者にも人権があると信じています。信じることは自由なのです。」
腑に落ちないサウジアラビア君ですが、返す言葉がなくなったようです。
で、実は今このサウジアラビア君の恋敵になっております(笑)
同じクラスに凄く綺麗な中国人の子が居て、クラスのマドンナ的な感じなんですよ。
その子と凄く仲が良くて、いつも一緒に勉強しています。
カミングアウトも済んでいます。
授業中もよく近くに座って、休み時間もよくイチャイチャしています。
はたから見たら、まんま恋人です。
それが、ずっとその子を狙っているサウジアラビア君にとっては全然面白くないみたいです。
しかも、そのマドンナちゃんはこのサウジアラビア君が大嫌い。
そりゃそうです。
金持ちの親のおかげで。
ブランド物買いあさりツアー(留学つき)でカナダに来ている彼。
学校にマジメに来ないくせに、態度だけは人一倍デカい。
そんなサウジアラビア君を女の子たちが好きになるはずもありません。
僕は顔だけならけっこうかわいいと思うんですけどね(爆)
ある日、マドンナちゃんと一緒に歩いていると・・・。
後ろから急にサウジアラビア君が走ってきて、僕らの間に入って・・・
「マドンナちゃんは僕の女だ!」
と、ビックリなセリフ。ノンケ坊やカワユス。
さらに驚いたのは、マドンナちゃん。
「あたしの彼氏はあなたじゃなくて、彼よ!」
と、自分に抱きついてくる彼女。
何!?あたしのために、2人が争っているの!?(違う)
そんなわけで、すっかり自分を目の仇にしているサウジアラビア君。
授業中にマドンナちゃんと話していると、熱い視線を感じるの・・・。
でもサウジアラビア君は成績があまりに悪いので、留年確定です。
次のレベルでは、熱い視線にも悩まされなくて済みそうです。
最初はあたしの英語を笑ってたくせに、いい気味よ!
というわけで、親が裕福で遊び半分の留学にいらしている方。
語学学校、語学コースはそんなあなたたちからお金を巻き上げます。
うちのコース、1回の留年で27万円増え、1回の飛び級で27万円浮きます。
そんな語学コースですが、いろんな人が居てなかなか楽しいです。